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誕生日に足利名物 香雲堂の古印最中と梅干しが送られてきた

今日は誕生日でして最後の30代、39歳になりました。とうとう最後の30代ですが、そんな日に足利名物古印最中が実家の母から送られてきました。この古印最中ってのが結構地元では名物なんですが、足利はビジネスが下手なのでなかなか知名度があがりません。てことでこのブログで紹介するの巻。

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名物の香雲堂の古印最中のパッケージ。

ドバイで売れるぞ!…なんて考えた古印最中

前に岡田のパンヂュウを紹介しましたが、数少ない?足利名物のひとつがこの古印最中。あと古印煎餅ってのもある。かつて高校の友人達と地元をもっと盛り上げようぜ、と適当に考えたアイデアの一つが「ドバイで古印最中を販売する」っていうもの。ドバイだったら富裕層だらけで、日本の珍しい最中にも結構良い金額で売れるんじゃないかと。しかも有名な書家の書付きだし。口に合うかどうかわからないとこだが、相当希少性があるのではないかと思います。誰かチャレンジャー求む。

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古印最中の栞ってのが入っている。この栞には古印の話が記載されており、お茶とともに最中を召し上がりながら足利の話をしてくださいと主人のメッセージが込められている。こういう一言がいいですね。足利を想う気持ちが伝わります。

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添加物は一切なし。砂糖、小豆、水飴、もち米(国産)、寒天のみ。健康的だがその分賞味期限が極めて短い。だがこれがいい。余計なものなんていらないのだ。添加物は否定しないが無くて良いならそれに越したことはない。でも賞味期限が短すぎてドバイには持って行けない…。冷凍すればいいのかなぁ。

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相田みつをの書が入っています。私の高校の先輩にあたります。辛い時や苦しい時にちょっと目につく場所に置いておくと、なんだか不思議な力が湧いてきますね。主人もひとつのことを一生懸命にやっているんですね、僕も頑張ります。

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最中は古印型。この長印は旧国宝の論語義疏の関東や、その他の珍書古書に押捺してあるものだそうです。足利学校と記載されています。

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つぶあん。濃厚でしっかりとした甘さがあります。とてもやさしい味です。栞にも書いてありますが、お茶があると最高。逆にお茶なしだと甘すぎるかも。薄皮でつぶあんがどっしりしています。Wikipediaにはこう書かれていました。

最中の餡は、皮種が湿気を帯びるのを避けるべく水分の含有率を下げており、その分、砂糖の量が多めとなっていることから、照りや粘りが強い。

なるほど、だから案がしっとりしてるんだな。

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そして手作りの梅干し。夏にはこの梅干しに限りますよ。しかも超すっぱい完全田舎の手作り仕様。都会じゃ本格的なこの梅干しは到底購入することなんてできません。

ありがとうお母さん

地元の足利を懐かしむには十分なアイテムを2つ送ってもらいました。人間ってのは幼少期の思い出が体内にしっかりとインプットされていると思います。なので幼少期に食べたものや感じたことって成人しても田舎を離れても懐かしさがあって好きなんですよね。

だからこそマクドナルドのハッピーセットには子どもたちを慣れさせてはいけないと思っています。あの味がおふくろの味になるんですよ。安くて手軽で便利で…確かに良い所もあると思いますが、その反面危険性も大きい。ちょっと話はそれましたが、こうして古印最中を食べながらの最後の30代の1年、いろいろと考えながら1日1日を大事に生きていきたいものです。

足利に行った際には香雲堂の古印最中、古印煎餅、ぜひおみやげにどうぞ。

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