父の体調不良により実家に帰って様子を伺ってきましたが、一時期よりかなり回復してまして良かった良かったと一安心。帰った目的はもう一つあり、父に昔趣味にしていたカメラについていろいろと聞いてみることでした。
まさかこんな名機が出てくるとは…。(iPhone6で撮影)
Nikon F
カメラの話をしたところ父が奥から取り出してきたのがこのカメラ。NikonのFというクラシックカメラで、銀塩カメラ好きなら知らない人はいない名機、ヤフオクでも高値で取引されている逸品。(さすがに私は知りませんでした…。)初代のNikonFは1959年発売、今から56年前、デザインはあの東京オリンピックのロゴもデザインした亀倉雄策!?。すげーなおい！そんな逸品が実家から出てきたのです。
GX1(H-H020)で撮影
私はいろいろと集める収集癖がありますが、コレクター的な血筋は完全に父からのもので、父もモノに対する拘りが半端ない。カメラは昔から好きだったのは知っていましたが、聞いたらこのカメラはもちろんまだクラシックレンズがゴロゴロしていると。デジカメ以前のものなので今は使われることなく防湿庫で眠っているそうです。高いもので70万円のカメラがあったとか…。中古車が買えます。
今のデジタルカメラでマイクロフォーサーズを選べば、そんなクラシックレンズもアダプターがあれば使えるようになるんだよ、と教えてあげた(これが本題だった)のですが、『でもマニュアルフォーカスだろ？』と一蹴されました…汗。私はまだマニュアルフォーカスを多用したことなくて、その大変さを知りませんが、父は今の便利なオートフォーカスが良いようです。大きな一眼レフカメラも重いので軽いのが良いと。さすがに年には勝てないようです。
そんな父が今欲しいカメラは「OM-D E-M5 Mark II Limited Edition Kit」。全世界7,000台の限定仕様。2015年10月現在、新品だとカカクコムで調べてみると14万円。さすが父、今でもスゴイこだわりがありますわ。
撮り貯めた写真はどこへ行ったのか…？
そんなカメラ好きな父ですが、やはり写真は撮って印刷して室内に飾る、くらいしかできない。(というか皆そうでしょうけど。)父のために、デジカメデータはすべてGoogleフォトにアップ、前に私が使っていたNexus7(2012)で見れるようにしました。父はパソコンに画像データを取り込むまでは出来るのですが、そのあとに人に見せる方法が印刷以外の手段がなかった。タブレットで見れるようになって、昔の写真を見て「懐かしいなぁ。」と喜んでくれました。やはり写真ってのは撮るだけじゃなくて、たまに自分で見たり人に見せないとダメですね。
人に見せるときにはパソコンよりスマートフォンより、タブレットがいいですね。Googleフォトは高画質でアップしているので少々解像度を落としていますが、まぁ問題ないかなと。
田舎の両親にありがちなパソコン問題
田舎の両親には「パソコン問題」ってのが常につきまとっていてたまに帰ると必ずその話になります。これが結構深刻で、パソコンが壊れたらデータのバックアップなんて取ってないから全部パーになる。定期的にやってくるのが年末の年賀状の印刷。これが厄介で毎年買い換えることはないにしても数年おきに新しいソフトのインストール、データ移行して印刷。もちろんこれもパソコンが壊れると住所録もパー…。もちろん何か起きれば私のところへ連絡が来て、何か調子がおかしい、と問い合わせ。電話じゃなかなか不具合の事象もわからない…。そんなパソコン周辺問題が山積しているわけです。
今まで使っていたWindowsXPを起動すると注意情報がすごくて起動するにも躊躇する、なので保存したデータの退避場所に困っていました。その後Windows7のX201iを使えるようにしたのですが、WindowsXP内のデータを移行は未実施。今回はWindowsXPの写真のデータもWindows7の写真データもまるっとGoogleフォトへアップロード。これでなんとか撮り貯めた写真はバックアップ完了です。年賀状住所録もとりあえずCSV形式にしてGoogleドライブへ退避しました。
近いうちに定期的にやってくるパソコン問題を解決すべく母にもノートパソコンを購入予定。HDDをSSDに換装しWindows10へアップグレードすればあと数年は使えそう。SSDなら故障の可能性も低くなるだろうから、これでしばらくは定期的なパソコン問題から開放されるかな。
SSD換装はCPUやメモリ増設と比較してもコストパフォーマンス高い。一瞬で起動しますよ。
ちょっと話がそれました。
エアジョーダンファーストモデル
同じくクラシックモノの収集癖のある息子(私のこと)は、今から30年前の1985年に発売されたエアジョーダンを出してみました。
実家の屋根裏倉庫に眠っていた2足。シカゴ・ブルズの赤・黒・白を基調としたいわゆるシカゴカラーの2足。発売は30年前ですが、購入したのは20年前。それでも20年間眠っていたわけで、しかも現役で履ける状態です。ちなみに私、もう一足あるので所有しているのは計3足。
黒・赤モデルにエアジョーダン5のシューレース＆ストッパーを付けてみた。通常であればこのカラーリングなら赤もしくは黒のシューレースが似合う。それをなんとホワイト、さらにストッパーを付けてみました。見ればわかるその組み合わせ、昔はもちろんタブーでしたでしょうけど、いまなら何でもアリでしょう。これを持って帰って久しぶりに履こうと思います。今の時代、大事にしてても価値が上がるわけでもなし、履いて楽しむのが1番です。
履いて行くのはここです↓いやー楽しみだ。マイケル・ジョーダン氏も来日します。
■MUSEUM 23 TOKYO
期間：10月16日(金)～10月18日(日)
場所：東京都現代美術館
住所：東京都江東区三好4-1-1
時間：10:00～20:00
電話：0120-6453-77(ナイキ コンシューマーサービス)
なぜかHPには記載なし。
収集癖は遺伝だった
モノを収集するのは中学生くらいから始まったと記憶していますが、これも父からの遺伝だということを認識できた1日でした。今回実家に帰ってカメラの話を父と初めてしてみましたが、知識量がすごくてあらためて尊敬。オトコってのは世代を超えて興味のあるモノが同じ生き物です。父が元気なうちにカメラ話を聞いておかないとなぁと感じた帰省でありました。
つづく