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我が家にレッドウイング875と8875がやってきたヤア!ヤア!ヤア!

ビートルズも大して知らないくせに適当でふざけたタイトルをつけていますが、レッドウイング8758875が我が家にやってきました。レッドウイングというかブーツ、というか靴を入手するのは久しぶりなので、その感想などなど。

91年型875

まずやってきたのは、サイドに刻印ありの91年型875。モデル名もしっかりと875と刻印されていて、恥ずかしながら、いままで875と思っていたのは8875であったことを気付かされる。91年といったらまだ自分は中学生で、いまから27年前の品、その年式の割に程度はすこぶる良くて、ほとんど履いていない極上品。ただしカビ臭い。

この875ですが、結構レア、というか、細かなディテールがまだ安定していない過渡期に制作されたものと思われます。以下にその理由。

①半円犬タグが裏に縫われている
一般的に半円犬タグは表に縫われて露出されているのに対して、こちらは裏側に縫われている。いや表面に縫われているのが見慣れただけかもしれないが市場ではあまり見かけない?ように思う。


タグはシュータン裏に縫われている。

さらにタン裏の染色も全体にはされておらず中途半端で当時の技術は良い意味でいい加減だった、まさにアメリカ的な感じ。おそらくだけど、このタグの前の四角犬タグ時代に裏に縫われていた流れで付けられたと推測される。

②サイドに刻印あり

製造年月がわかる刻印、というか焼印がある。スクエアステッチ入りの時代なら間違いなくあると思うけど、この後に発売される赤茶のモデルには無い仕様。この刻印からすると『07 91』つまりは91年7月製造か?現行モデルでもこれを真似て刻印入りのがあるくらいだから貴重なディテールかと。

③革が明るい茶色で極厚


これは履いてみて、あらためてわかった事なんだけど、いわゆるオロラセットという赤茶とは明らかに違う明るめの茶色でエイジングされていくのがよくわかる。むしろ松ヤニのような色のついたミンクオイルを塗ると深い茶色になってしまうのではないかと危惧するくらい。この革がめちゃくちゃ厚くて固い。前のオーナーがしばらくオイルを入れてなかったというのもあるけど、乾いていてとてつもなく固い。

皮革を比較する笑とわかりやすいが、左が875、右が8875。革の厚みも色も全く違う。

と、過渡期モデルな感じがしてならないこの875、今のところはこれらのディテールがあるとかないとか関係なく、相場は安定して比較的安い。

スニーカーかよ、の8875


そしてもう一つは、赤みの強い革になった8875。どうもこの赤は、本当かどうかブランド名が「レッド」ウイングということで日本向けに赤くしたとか。おかげで日本では爆発的に売れていたものの、オロラセットとは全く違う色合いに、アメリカ人もちょっと違う感を思っていたようで、このあとに犬刻印された875を再販することになる。(ちなみに犬刻印のオロラセット875は、値段も安く、ハトメが濃い色に塗られていて、当時はむしろこっちがちょっと違う感があったが、今は昔ほど不人気でもないようだ。)


箱付きでした。履いてみた感想は、とにかくスニーカーのように軽くて歩きやすい。個体差かもしれないけど、この8875は革質が相当柔らかくて薄い。履き込む必要もなく少し物足りないくらい。前述の875を履いていなければその違いもわからなかったけど、ちょっと残念な感想。まぁソールが減っていて屈曲しやすいから履きやすいってのもある。



この8875、いわゆるモカ割れを起こしていて、修理が必要。近所の修理店に持ち込むも、ミシンで縫える箇所だがこの太い糸がない、ということで正規店に持ち込み修理を依頼する予定。修理費用との相談でもあるが、そこまでするか、それとも売ってしまうか…。※とりあえずレッドウイング青山に修理依頼してきました。

実は狙い目のスクエアステッチ消滅後のオロラセット875

91年型875は革が相当に固い。そしてソールも硬化していて、歩きにくい。だがしかし、そこは天然皮革で体温の熱と汗の水分と油脂の効果で1日履いただけでも革は結構馴染んできている。よく昔のと今のとでは革質が違うと言われるけど、履いてみて実感できた。ソールも擦れて薄くなれば少しは良くなるかと期待できる、つまりは自分で履きこむことでどんどんと足に馴染む感じ。一方で8875はそれと比較すると革自体がかなり柔らかく最初から履きやすいが、自分の足に馴染ませて行く感覚がゼロ。今が一番で、あとは劣化していく感じ。タウンユースでカジュアルに履くならそっちのほうがいいんでしょうけど、昔ながらの無骨なブーツを毎日のように履くことで自分に馴染ませる、という勝手なイメージとはちと違う。

感想としては、今回入手した「91年型875はとにかく革の質感が良くカッコいい」かもしれない。昨今のレッドウイング社の大量供給や当時の復刻モデル(かなりよく出来ている)のおかげでヴィンテージもの自体の注目度が低いせいか、まだまだ値段は安く手軽に入手しやすい。いまの若い人たちは、わざわざ30年前の古臭いのを買わずに、似ているようでちょっと違う、だけど新品、と言ったブーツのほうが合理的だろうし、それをオススメしたい。

良い意味で昔のモデルと同じような雰囲気がある現行モデル875。わざわざ中古品買うより良い選択肢、という考え方もある。

ヴィンテージといわれる60、70、80年代の875はスクエアステッチなど入ろうものならそこそこ高額になるが、この91年頃の875は、スクエアステッチこそ無いが、その時代のものと同じようなカラーで革質も良い。しっかりと刻印もされていて、その後の赤茶となる8875とは、ぱっと見でも明らかに違いがわかるものだ。(もっと簡潔に言うとレッドウイングのブーツの市場価値は、スクエアステッチの有無で大きく分かれているため、狙い目じゃないかなと。)

ジーンズでいえばヴィンテージらしい色落ちをする最期の66モデル、といったとこか。(66モデルも今では高騰してるが)市場から枯渇する前に、マイサイズを何足かキープしておきたい。ってそんなに履けないけど。

このオロラセットカラーは、ある意味ヴィンテージレッドウイングの醍醐味でもあり、せっかくの明るい色なので下手に黒ずませる事なく、この色のまま綺麗にエイジングさせていきたいところ。将来的にはソールが重いので軽いビブラムソールにでも変えたいと思ってます。

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