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男の精神安定剤は靴磨きである理由

最近突然にレッドウイングにハマってしまったこともあり、靴磨きをする機会が増えてきました。靴磨きと男の精神安定剤の相関関係を語りましょう。


愛してやまない91年のレッドウイング875。下手にオイルを入れずに、この色をキープしたい。

地図の読めない女と話を聞かない男


貴方はこの本を読んだことがあるだろうか。男女の感覚や考え方の違いに悩んだら、この本を読んでみましょう。解決はしないかもしれないが、仕方ないよねと諦めはつくはずだ笑。

先日銀座線の電車の中で、敬語で呼び合っている、おそらく付き合ってないであろう社内恋愛が始まりそうな男女が会話をしていました。簡単に言うと男性はドヤ顔で仕事が忙しくて付き合ってもLINEの返信が出来ない、女性はそれに同調して「仕事が忙しいなら仕方ないですよねぇ」と言っていたけど、おそらくその女性の本音はそうではない。「LINEくらい返す時間あるでしょ。この人と付き合ってもLINEは来なそう。はぁ困ったわ。」じゃなかろうか。女性にとってLINEはコミニュケーションツール以上に自身の存在価値をもたらすもの。蔑ろにされても困る。男性はそのあとも仕事が出来る自慢をし、女性はさすがですね〜存じております、とおだて虫唾が走る状況笑。まぁこれは女性側が男性に対して好意があるから成り立つのであって、逆なら「なんなのこいつの自慢話、一回殴ってもいいですか?」のドン引き間違いなしだ。男女関係って例外なく難しいですね笑。

話を戻して、この本の今回伝えたい概略は、昔々の生活は、男達は狩に行って獲物を取り、女達は家事や子育てをする。女達は獲物を食事に変え、食事を終えると男達は焚き火の周りに陣取って燃え盛る炎を見つめ、狩猟で疲れ切った身体を休めて明日に備える。明日のために1人矢じりを磨いて、磨いた矢じりを見ては、これで明日も借りがうまくいくだろうと自信を付け落ち着くのである。つまりは男達は1日が終わった後には1人の時間が必要なのだ。
※一部脚色あり笑

矢じりか靴か

自分はさすがに矢じりは磨くことはないが、毎週靴は磨いている。汚れや傷のついた靴をまずは水拭きし、乾燥した後にクリームを塗り、丁寧に磨き上げる。その靴は汚れや傷はなくなり、鈍い光とともに明日への活力が復活する。

靴磨きは座禅や写経に似ていて、ひたすら考え事せず一心不乱に磨き、精神統一する貴重な時間なのです。

毎日ではないが、1日づつ1足履いて、週末には5足の靴を磨く。靴磨きこそ、自分の精神安定剤なのであります。

靴が綺麗でマイナスになることはない

営業をしているなら、よく分かると思うが靴が綺麗な状態とは、プラスはあってもマイナスになることはない。つまり男達にとっての靴磨きは、仕事の延長でもあるのです。

よくある記事に靴が汚くて商談を逃した、競合他社の営業マンに靴の綺麗さで負けた、なんて嘘か本当かわからない話があるが、自分は靴が汚くて、商談が破談になった経験はないが、営業のマニュアル本には、必ず靴は磨けと書いてあることでしょう。
もし得意先のキーマンが、靴磨きが趣味だったり靴好きなら、きっと貴方の靴も見られているはずです。それで商談が決まるかどうかはわかりませんが、共通の話題にはなるかもしれません。

男達よ、靴を磨こう

友人知人の女性で『靴磨きが趣味である』という方には出会ったことがないが、最近では靴磨きを仕事にしている女性もいるらしい。営業をしている女性なら、同じく靴は綺麗にしておきたいもの。
男ならなおさら靴磨きは習慣化させるべきで、そのためには少しいい靴を買って愛でてあげるべきであると考えます。


これまた愛してやまないレッドウイングのポストマン。ヒールのあるビブラムソールに替えてビジネスでも履ける。革質は鈍い輝き。

選ぶならグッドイヤーウェルトの修理可能な靴を数足

靴は長く履いているとソールがすり減ったり、必ずなんらかの修理が必要になったりして、そんなときにグッドイヤーウェルトならソール交換も可能。毎日同じ靴は履かずに何足かでローテーションすれば、長持ちすること間違いありません。まずはスコッチグレインあたりの国産の良靴を買って、週末に磨きましょう。奥さんは1人だけど、靴は何足でも所有できます。そして奥さんにこういうのです、「靴も君も、磨けば磨くほど光るのは一緒だね。」と。あれ、なんの話だ?

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