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X201sのメモリを8GBにしてWindows10を使い続ける

2010年発売のX201sを中古で購入し、キーボード交換、バッテリー交換、メモリ増設、HDD→SSD化、Windows10インストールして5年ほど使い続けていましたが、このたびのメモリ爆安期間に伴ってメモリを最大の8GBへ増設しました。※以下の記事はx201iも同じです。

メモリ増設

今回Amazonで購入したメモリはこちら。

なんですが、実はこのX201って個体は、少々クセがありまして、このメモリを購入する前に購入したメモリがこちら。

で、何が違うかというと、基盤に乗っているメモリモジュールの枚数。当初買ったものが片面4枚、次に買い直したのが片面8枚…片面4枚はX201シリーズではNGらしい。ってその違いわかるかよっ!ってくらいの違いです。
片面4枚のメモリを挿して起動を試みるも、どうもうまく起動しない。永久保証を謳っていたので、Amazonへ返品手続きをして、2回同じようにトライしたのですが、2回ともに同じ症状。メモリってのは相性問題が出やすいと言われているパーツだけに、これは厄介だなと思いましたが、そこはネットで検索してすぐに原因解明。片面4枚を返品→片面8枚を再度購入、無事に8GB起動したのでありました。2枚挿しなのでデュアルチャネルとなって対応アプリのメモリ利用効率は少し良くなったのかな。体感することはほぼないですが…。

なんとmade in USA!台湾とか中国とか一回りしてアメリカで作ってるんですかね。

X201sは8GBがメモリ搭載上限

このX201sはキーボードの打鍵感や画面解像度の高さで昔から人気の機種ですが、搭載メモリの上限は8GB。とはいえ、いまの私のPCの使い方としては、たまにブログを書くこととカメラで撮影した画像、動画ファイルをGoogleフォトにブチ込むのみ。メモリも8GBもあれば十分、というか現状の6GBでも十分なんですが、せっかくメモリの暴落時期に購入しない手はないとのことで追加4GBの購入に至りました。おかげさまでWindows10はこれまでのWindowsのようにサポート期間があるわけではなく半永久的に使えるようでこのX201sにはしばらく頑張ってもらうわけであります。喫茶店でMacbookのようにドヤッと広げることはしますが、いかんせん最近のMacbookと違って相当に分厚いのがちと恥ずかしいですね。あとはIBM時代から続く伝統的な?FANエラーが出ないことを祈りましょう。10年も使えるノートPCとはスゴイことなんですが、そんなことされたらPCメーカーもたまったもんじゃないでしょうね。いまはPCの速度的ネックになるハードディスクが、爆速SSDに換装出来るおかげで、爆発的に延命されるようになり、ほぼストレスなく発売から10年のX201sは使えてしまいます。

ちなみにメモリ暴落の理由とは?

ちょっと調べてみるとわかるのですが、2つの説があるようで、ひとつはどうもインテルのプロセッサの10nmプロセスの立ち上げに失敗という記事、CPUの供給失敗→それに合わせて用意していたメモリが売れない→需給バランス崩壊→価格下落、という流れのようですが、2019年6月には出荷できるとのことで、今後は少々価格上昇するものと思われます。
もうひとつがアメリカのファーウェイ制裁によるファーウェイ製PCやスマートフォンの需要低下によるもので、それを当てにしていた部品が市場に流れたということです。まぁどちらにしても、市場としては長期的に見れば供給より需要が勝る方向性でしょうから、このタイミングでメモリを購入するのは良かったと思います。

※追記すると、最安値は2020年1月で1,680円でした


購入したメモリのAmazon価格のトラッキングを見ても今が底値(約2,000円)となっております。

今の人気PC市場と自分のキャリアと

最近はスマートフォンとかタブレットが普及したので、いわゆるデスクトップとかノート型パソコンはビジネス用途では一定の需要があるものの、個人で購入するのは大学生の子供に買うくらい、いまのパソコン売り上げランキングをみると、価格帯としては10万円以下のDellが人気のようです。自分が大学生の時はNECとか富士通とか日本社が主流で、ようやくGatewayがモーモーパソコンとして(ってのは牛の柄をしていたから)出始めのころで、そのあとにDellがBTOで大々的に出てきた感じでした。国産のPCはデスクトップ型で家電量販店で一台あたり30~40万円くらいするところ、外資系PCは余計なソフトウェアを排除して通販のみ、コストも安くなって一台あたり20万円を切るくらい。国産PCは自社ソフトウェアがてんこ盛りで、おそらくそういうビジネスモデルだったんでしょうけど見事に淘汰されてしまい、今では国産で頑張っているのは堅牢性で評価されているPanasonicくらい。国産PCは応援したいけどそんな要らないソフトをてんこ盛りする、押し付け詐欺みたいなビジネスモデルは淘汰されて然るべきでしょう。実際に国産メーカーは価格競争で勝てずに淘汰されてしまいましたが。

自分は当時そういった外資系PCには手を出さずに、自らパーツを購入して個別に組み上げる所謂自作PCというものに興味を示して、そこからIT業界に興味が出て、SEという道を選択した(実はソフトウェアではなくきっかけはハードウェア…)わけですが、現在は全く違うキャリアを積んでおり、そういう経験が自分の人生を決めたりするわけで、何にでも興味をもつことは良いことですね。という取り留めのない話でした。おしまい。


X201iとかX201sならこのメモリですよー

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