Amazon

H-FS12032をLUMIX&Let’s note修理工房へ持っていった話

先日買ったGM5に付属していた12-32mmのコンパクトなズームレンズ(H-FS12032-K)が壊れていたので、なんとかならんものかと画策し、無償修理になった話です。

壊れた報告の多い12-32mmレンズ

繰り出し型のズームレンズゆえ、使うたびにリングを稼働させる必要があるこのレンズ、いろんなとこで壊れました報告が頻発しております。
無償修理対応となった例もあれば、有償だったという報告もあり、今回自分のケースがどうなるのかは不明。ちなみにGM5は中古品を購入し、2年が経過した保証書あり、本体は問題なく、レンズの外装であるリングが回って外れてしまう現象。大きな打痕はなく通常使用と思われます。

広角12mmからスタートするこのレンズの評価としては結構良い。外装リングが粘度の高い接着剤兼潤滑油のようなもので取付しているのが主な原因か。12-32mmレンズは新機種GF10でもレンズキットとして付属していて、価格コムの書込みをみてもGF7からはその不具合報告は無さそうなので、最近は不具合自体が解消されている可能性もある。というか解消しておいてもらいたい。


12-32mmレンズの黒は本体色が黒のみ付属される。実は結構レアかもしれない。

とりあえずLUMIX&Let’s note修理工房へ


秋葉原は住まいの隣駅ということもあって、まずはLUMIX&Let’s note修理工房へ。ここで無償判定してもらえれば話は早い。工房の中は撮影禁止で様子は撮影できず。土曜日にもかかわらず、何人かの年配の方がLet’s noteの修理依頼に来ている。Let’s noteは即日対応も可能とのことで、駆け込み需要は十分にあるんだろうけど、日本的なおもてなし感のあるサービスは良いが、聞いていて価格はそれなり、修理を諦めて帰る方もいた。発売された年月によるが、もはや現在はパソコンやデジカメは昔でいう白物家電的要素が強くなり、修理して大事に使うより、新しく買った方が安い場合もあり、その判断は極めて難しい。


ちなみに修理工房には先に購入したGM1と12-32mmのレンズを装着し持参。このGM1のON、OFFのレバーが外れているのも良くある不具合。動作自体は爪で引っ掛けて電源ON、OFFできるので問題ないものの、この個体も電源レバーは外れており、そのおかげで安く入手できた。この際、電源レバーの修理代金も知っておきたい。


爪で引っ掛けて電源の入切は可能。

修理工房のその場での回答やいかに…

すぐに呼ばれて、カメラを預けて、待つこと十数分、修理の見積もりが…。

ON,OFFレバー修理…8,100(軍艦部を総交換)
レンズ…27,000

合計すると35,100円、さすがにこの金額を出すと新品のGF9がもう少しで買えてしまう。修理工房の担当者は、「電話で金額を聞いてみたんですが…」との対応だったので、この担当者がその場で判断していないことは明らか、あまりここで何かを訴えてもダメかなと判断。「このままで良いです。」と言い残し、修理工房を後にしました。

郵送対応に切り替えてみて再チャレンジ

対応策を模索したところ、他のサイトでは郵送での修理依頼をして無償修理となった、という情報があった。これがダメなら諦めるしかない。とりあえずここから申し込みしてみた。

数日後にメールで返信がきて、その内容がコチラ。

【ご購入日】2017年04月13日
【症状の種類】購入し2年で落下等なく通常使用した状態にも関わらず、ズームリング不具合あり。
【故障状況】購入し2年で落下等なく通常使用した状態にも関わらず、ズームリング不具合あり。
———————————————————————
見積り修理費用
【部品代】 0
【技術料】 0

【宅配サービス料金】 540円(税抜)
【合 計】 540円(税抜)
上記金額は税抜価格です。お支払いの際は別途消費税等が付加されます。
【修理内容】ズームリング外れの症状を確認致しました。各部を点検したところ、変形や打痕が見られないため、この度は宅配料のみでレンズユニット交換を実施させていただきます。
【交換部品】レンズ カンセイヒン           1個 0円
【完了予定】お客様よりご回答いただいた日よりおおよそ4日後

なんと無償修理対応。上記のとおり通常使用によるもので落下や打痕はない、という点がアピールポイント。実際にこの個体は2年しか使ってない。推測に過ぎないが、パナソニック側は打痕が無いというのが無償か有償かの判断なのかもしれない。

メール後4日目に着払いにて、レンズ到着。製造番号が同じことから、そのパーツ以外はすべて交換対応してくれたものと推測。結局、掛かった費用は送料往復1,080円のみ。

早速、GM5でテスト撮影。


コレド室町の提灯。


これも同じくコレド室町。いわゆる木洩れ陽。


銀座の交差点。広角側はさすが広く、風景写真には強い。

写りは良くて、広角12mmも風景撮影にはもってこい。新しくなったレンズが、再度同じ故障とならないように願うばかりだが、この繰り出し型は少し扱いにくい。サッと撮影できないことにストレスがかかる。うーん、広角12mmは魅力だが、果たして使うかな…。てことで、サブカメラを探す旅はとりあえずこれで終了。あとはメインカメラの入れ替えを笑…続く

すでに生産終了、市場でのタマ数も少なく少々のプレミア化しているGM5、大事に使います。

スポンサーリンク
336×280
336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280