1年ほど前に購入した、旧ドゥニームdenimeの66typeですが、1年ほど穿き込んだのでその結果を。穿き込み期間は1年間ですが、ほとんど週末の1日くらいで、実際には50回くらいです。
3回洗濯後
1年で3回の洗濯をしてまして、さらに1回の洗濯は1回洗いの2度すすぎ。これは近所のコインランドリーの仕様によるもので、3回とは言え合計9回と結構水には通していることになる。もともと糊付けベッタリのバキバキの濃淡しっかりした色落ちにするつもりはなくて、ジャストサイズでうっすらとヒゲが出れば良いかなくらいの気持ち。男子目線だと、ジーンズの色落ちって大事ですけど、女子目線ではただ汚いと思われがち。なので清潔感ありつつ、所有感を満たす程度で良いと思っています。
赤タブの付いたポケットには小さい財布を常に入れていたのでその跡がついてます。赤タブは綺麗なまま。洗濯せずに、生地が弱くなってポケットが財布で擦れちゃうのはいただけないので、こうして定期的に洗濯するのは良いことです。このポケットの形状は好感が持てる。
ヒゲもうっすら付いているくらい。ちなみにウェストはベルトなしで履いてますが、最近はちょい痩せてしまったのでベルトをつけてます。股のところにちょっと付いているヒゲが理想。70年代から洗って乾燥機文化になりつつあったろうから、この66モデルもそんな雰囲気で色落ちして欲しいとこだ。
裾のチェーンステッチは少しアタリがついたとこ。本来なら乾燥機にぶち込みたいところだけど、さすがに縮みすぎを懸念して、自然乾燥のみにしてます。
青い染料が手に付くのが不満
敢えて落ちやすい染料なのか、一日中履いていると手が青くなる。色落ちも大事だけど、自分としては青い染料が付くのはちょい不満。生地の毛羽立ちはまだ少し残っているけど、これからより一層色落ちしてくる様子。生地は前述の通り伸びないコットン100%。写真で見るとヒザの色落ちが早いな。
総合評価
裾幅が21センチで、あと少し細ければ今っぽいスタイルなんだけど、少しばかり太さが残る。これはこれで流行に左右されずに長く履ける。普段はロールアップして赤耳を見せる履き方をしています。洗濯による捻れがカッコよい。これは66モデルを参考につくってるから仕方ないんだろうけど、ステッチが総オレンジ。デニム生地にはイエローが映えるんだけどね。
ハチノスもうっすらで色落ちについては、まだまだこれからという感じですが、さらに履き込みを重ねていってみます。beamsの中村さんのブログにも、ドゥニームのデザイナーの林さんが立ち上げたリゾルトのジーンズを購入したという記事がアップされてましたし、ヴィンテージの人気と共にますますドメスティックブランドブームになるのかな。また1年後に。
書籍まで高額化してるヴィンテージジーンズ界隈