先日石巻へ復興支援兼ねて行ってきました。東京から6時間の移動でしたが、それだけで帰るのはもったいないということで、仙台に行ってきました。仙台といえば牛タン、その元といわれる味太助で食べてきました。
これが元祖の牛タン
仙台といえば牛たんを食べずに帰れない
仙台駅からだと結構歩く場所に味太助はあります。となりは稲荷神社です。
お店に到着したのが日曜日の17:50くらいで、並んでいる人はいませんでした。
ここが元祖の味太助の外観。のれんがあって一見すると寿司屋みたい。
18時からお座敷解禁となりますが、残念ながら17:50到着でしたので、お座敷には通されず…。
のれんをくぐって中へ。日曜日の18時前の時間帯でしたので、店内は半分くらいの入りでした。頑固そうなオヤジさんが、ひたすら牛タンを焼いています。
氷の上に乗った幾重にもなる牛タンを一枚一枚剥がして焼いていきます。本当かどうかわかりませんが、食品添加物を使って美味しい風にしている牛タン店もあるとか…。この太助はそうではないようです。さすが元祖、楽しみです。
この写真に写っている方は先代ですね。仙台の牛タンはアメリカ産らしいです。ここまできて、この際、産地はどこでもOKな雰囲気に。
おしながき
とりあえずは定食のA1,400円を注文。牛タンは1枚300円換算ですね。
お酒もあります。豊富なお酒のメニュー。今回は頼んでませんが、牛タンを肴に日本酒美味しいでしょうね。
しばらくするとやってきました、牛タンです。不揃いですが、厚みがあって美味しそう。付け合わせにおなじみの白菜の漬物と、味噌漬け唐辛子。
分厚い牛タンをさっそくいただいてみます。なかなかの歯ごたえ。柔らかいというより、香ばしい牛タンを歯でしっかりと食べているという感じ。牛タンなので、柔らかいのが良いわけではありませんから。
こちら牛たん入りテールスープ。あっさりしていて、とても美味しい。
お店によっては麦飯ととろろがあったりしますが、ここでは麦飯のみ。
3枚の牛タンでしたが、香ばしくて最後まで美味しくいただけました。
全体の感想としては、東京で食べられる牛タンと比較して極めて美味しいかといえば、それはあまり変わらないかと思います。あえて言えば厚みがあることくらい。ここで食べる理由は、元祖であること、元祖のお店で食べること、これに尽きるのではないかと思います。昔は牛肉は高級品で、庶民が食べることができなかったそうです。そんな情勢の中で、先代はゴミとしていた牛タンを美味しく調理して、定食にして喜ばれた。それが今日の牛タン定食だそうです。
そんな想いを胸に牛タンを食べに行ってみてはいかがでしょうか？