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GRATINAのsimでiPhone4sを使うまでの過程をまとめてみる

先日実家に帰った際に両親が「スマートフォンを使いたい、なるべく安く。話し放題で。」という一般的には相反することを言い始めました。父は仕事を退職しており、頻繁に携帯電話を使うことはありません。母については結構アクティブで、仕事こそ退職しているものの、いろんな交流があるので電話もメールもかなり使うほう。ふたりとも年金暮らしなので、電話代はなるべく安く抑えたい…とのこと。両親にはお世話になって来たし、ここはひとつ、いままで集めてきた知識と経験をフル活用して、格安でスマートフォンを持たせてみようじゃないか!と思ったわけ。とはいいつつ、携帯電話の機種変更(今回はMNPを予定)するとなると、事前に調査が必要となるので、まとめてみます。もしこれから同じようにされる方がいましたら、参考に。(もしくはご意見ください。)

IMG_5061.JPG
iPhone4sをアップデートしてiOS8.1.1にします


まずは現状をまとめると、

父:ずっとドコモユーザー、ガラケーF905i、おそらくタイプSSバリュー 934円
母:ずっとドコモユーザー、ガラケーF905i、おそらくタイプSSバリュー 934円

それに無料通話料が1,000円ついているが、それを超過した分については従量制となるよう。

手強い…。安くとはいえ、二人で毎月1,868円しか掛かっていない。まるで寝かせ回線。母の言う安く使いたいってのが、どこまで安くなのかは知る由もないが、これを目安に考えることにする。

作業を洗い出す

今回は格安かつ話し放題でなければならないため、格安SIMにするか、GRATINAにするか迷ったが、話し放題ということなのでGRATINAにすることに決めた。ドコモからauへのMNPとなる。データ通信は別途SIMフリールーター(これはもちろんGP02)にする予定。本当はアップル製品は嫌なのだが、使うのは両親ということで今回はスマートフォンの機種をiPhone4sとした。というわけで作業を洗い出し。

事前準備
①ヤフオクでiPhone4sの32GBを落札
②データSIMの契約

父はブラック、母はホワイト、かつ容量は32GBにしたい。なんだかんだいって、今母が使っているiPad miniが16GBで、写真や動画で容量が不足しているから。安く入手するならやはりヤフオク一択。ここはやはり多少のリスクを取っても良いかと。出品者の過去の評価と写真チェックで何とか乗り切る予定。iOSは最新の8.1.1にアップデートすることにした。5.1.1ではアプリケーション側が対応しておらず、ほとんど使い物にならないからだ。少々レスポンスが落ちることが心配されるが、両親共に初めて使うiPhone4sなわけなのでそれほどストレスは感じないと思う。

データSIMはとにかく格安のものにしようと思う。例えばコレ。
公衆無線LAN付きで月480円! ヨドバシカメラの格安SIMを試す
月額480円。通信速度は250kbpsとのことだが田舎でも強いドコモ回線。まぁどれほど使うのかもわからないのでコレで決まり。ちなみに母はかつてイーモバイルで幻の契約と言われる580円でLTE3GB使えるルーターを使っている。なので、このSIMを使うのは父だけだ。解約違約金が無いので、あまりに遅いようなら別のSIMに変える予定。iPhone4sとルーターの2台持ちとなるが、母に関してはすでにiPad miniとルーターとガラケーの3台持ちをしている。これについては問題ないと判断した。ちなみに自宅は無線LANがあるので大きなデータ通信は自宅で、ということにしてもらう。ヨドバシカメラに行けばその場で契約、開通もできるだろう。

ドコモのガラケー側の作業
①電話帳整理、SDカードに電話帳を出力
②MNP番号の取得
③貯まっているドコモポイントでモバイルバッテリーに交換する
※ホームページで確認すると、→
ドコモの携帯電話からの場合
(局番なし)151(無料)

これで終わり。ドコモ側は非常に簡単だ。ここでの特筆すべきポイントは③、ドコモポイントは必ず使っておこう。iPhone4sでも使えるモバイルバッテリー、ポケットチャージャーがオススメ。

au側の作業
次にMNP先となるが、GRATINAの案件はいつものように武蔵小山のショップ(この記事参照)にする。週末ならキャッシュバック案件もあるだろう。自分の見守りソフトバンク回線の1回線も一緒にMNPして高額キャッシュバックを狙う。
実をいうと父と母の要件がちょっと異なり、母は話し放題、父はなるべく回線費を安くしたいという。となると、父母で契約自体を変える必要がある。

①GRATINAへMNP
父:旧プラン(新プランしか契約できないこともあるので、後日プランEシンプルへ変更)
母:新プラン
※もちろん本体一括0円が前提
②SIMを抜いてiPhone4sへ挿す
③iPhone4sのセットアップ

電話帳移行
①ガラケーの電話帳データをGalaxySからGmailアカウントへ移行
②整理する

ポイントはGalaxySなどのAndroidからGmailアカウントへ連絡先を入れること。初めてガラケーからスマートフォンであるGalaxySへ機種変更した時に、意外にすんなりと移行できた記憶がある。今回もこの方法で。(以前PCを使ってGmailの連絡先移行したら全然ダメダメだったってのもトラウマ)

慣れてもらう
あとはコレ。とにかく使って慣れてもらわないと。各種アプリの設定も必要かと。mailもガラケーのキャリアメールからGmailにすることにした。まぁGmailだと受信側の設定によっては弾かれてしまう場合もあるが、SNSとLINEがあればなんとかなるかと。あとはカバーなどのアクセサリ等を揃えることかな。iPhone4sはアクセサリ系もすでに製造しておらず基本的にはAmazonで購入することになるかと。このあたりもフォローが必要だろう。

GRATINAをヤフオクで売却する
新品のうちにGRATINAを売却。相場からすると7~8,000円で売却できそう。iPhone4sの購入代金をある程度補填することができると想定。

キャッシュバックをいただく
3台で最低6万円くらいは狙いたいところ。こればかりは武蔵小山に掛けるしかない。

まとめ

まとめてみて思ったけど、この作業をやるとなると丸1日くらいは軽くかかると思われる。もちろん事前準備は事前にしとけば良いとして、携帯の契約と電話帳移行は大変なことが予想される。相当な手間はかかるが、お金をなるべくかけず親孝行できる機会として頑張ってみよう。

ちなみに毎月の維持費としては、
父:au回線が3円+データSIM480円、合計483円
母:au回線が1,026円+データSIM580円、合計1,606円
父母合計すると、2,089円となる。今よりちょっと高くなるが、実際はデータSIMは私が負担することになるので今より安く維持が可能。2年経過すると毎月割がなくなるが、そのときはまた考えよう。携帯電話業界は基本的にナマモノで、その時々により旬な契約があるので。それではまた!


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