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なるほど…わかってきたゼロからのこだわりミラーレス一眼選び(その1)

暦の上ではゴールデンウイークですか、そうですか。特にこれといった予定もなく、家族で普通に過ごしております。

最近ふとミラーレス一眼欲しい熱が出てきておりまして、いろいろと調べているところ。オトコとしてはデジカメは車選びみたいなところがあって、スペックとか見た目とか先進的な機能とか、こだわればこだわるほどハマる分野だ。久しぶりにデジカメ、それもミラーレス一眼を購入しようと思っているがその顛末を。

ミラーレス一覧を購入しようと思わせた、そのきっかけがコレ。

Pentax Q7

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デジカメはボケ味?

何かのレビューを見たんですが、このPentaxQ7、あら小さくてなかなか良いじゃない。しかも一眼て言うくらいだから、コンデジとは違ってボケ味も良いらしい。特にBCというモードがあって、これがなんとボケコントロールの略とのこと。

最近スマートフォンのカメラ性能があがってきたもんだから、カメラ業界ではボケ味推しらしい。ブログに載せる写真をもっとキレイに見せたい、子供達の成長の記録をキレイに残したい、首からカメラを下げてイクメンパパ風を装いたい、などという高性能なデジカメを買う理由はたくさんあるw。スマートフォンのカメラは、便利で綺麗で、すぐにSNSへ連携したりブログへアップロードしたりと私の中ではコンデジを完全に置き換えるインパクトを持っていた。ただ便利ゆえスマートフォンで撮ったそれは奥行きや深みのあるものではない。ホントに記録するだけ。ボケ味のある写真が欲しいなぁと思っていたけど、さすがにフルスペックの一眼レフはデカい気がする。デカいことで持ち歩かない、つまり使わない、宝の持ち腐れになることは間違いない。ごはん食べながら一眼レフカメラでパシャって、それ目の前の敵をバズーカ砲で打ちますみたいな雰囲気で無理。子供達連れて外出する時に、大きな一眼レフを首からぶら下げてたら抱っこもできやしない。一眼レフは買わない理由がたくさんある。

Amazonをくまなくチェックすると、少し前にタイムセールでPentaxQ7は19,800円だったらしい。今買うより数千円は安い。うーん、この時点で負けた感あって即決は出来ず…。このPentax Q7についてはコンデジサイズで、ボケ味を出してくれる、こんないいカメラあるのね!といろいろ調べるとコレがミラーレス一眼というカテゴリ。なるほどねぇと思ったわけ。

今までデジカメといえばコンデジしか知らないので、そもそもミラーレス一眼が何のことかわからなかったが、一眼レフカメラと同じくボディとレンズがそれぞれあって、組み合わせが出来るらしい。と言われてもボディもレンズも何が良くて何が良くないのか、まったくわからない。とりあえず興味を持ったPentaxのQ7ってのは安くて評価もそこそこである、という事実のみである。

LUMIXという伏兵
となるとどうしたらPentax Q7を安く買えるか…などと考えていたのだが、たまたまゴールデンウイークで子ども達連れて行ったのがPanasonicセンター東京

するとそこにはLUMIXコーナーが。で、置いてあったわけですよ、コレが。

GM1S

ここにはNゲージのような鉄道模型が走っていて、奥行きのある風景をデジカメ最新機種で撮り放題。たまたま手に取ったGM1Sでしたが、コレがホントスゴイボケ味!何を撮ってもボケまくるwww。なんじゃこりゃ~!オートで難しい設定いらず、こんなボケ味のある写真が簡単に撮れるなんて目から鱗状態。と、興奮気味に俄然LUMIXもアリかもしれないとなった。まさにPanasonicの術中にハマったのである汗。

でもこのGM1Sってのは昨年発売されたばかりの最新機種。かたや2年落ちのPentaxQ7、その価格の違いが3万近くあるわけだ。
そりゃ新しい機種が良かろうなんだけど、そもそもボケてくれればそれほど写真にこだわりがあるわけではない。値落ちの激しい電化製品は型落ちで良いのでできる限りお安く手に入れたいなぁと。

ヨドバシアキバへ行ってみた
実機を触らずに購入するのも何だな~と隣駅のヨドバシアキバへ行ってみた。残念ながらPentaxのQ7は型落ちなので置いていないが後継機のQ-S1があった。

Q-S1

触ってみると、サイズ感は悪くない。思ったよりちゃちくもない。これならカバンからサッと出してカシャっと撮影できそう。ただ残念ながらヨドバシアキバという日本でもかなりの客数を誇る売り場においてある展示品だけあって汚い。レンズも液晶も汚れまくっていて試しに撮ってみるけど画質が綺麗なのかどうなのか判断しにくかった。

致命的な問題点が…
汚い展示品だが機能は確認したい。さっそくボケコントロールのBCにツマミを回してみて撮ってみる。撮ってみる。撮ってみる…。

なんと期待していたよりはるかにボケない…。というかむしろ不自然なボケ方だ。さらにBCモードにすると、画像処理の間、カメラを数秒ホールドしておく必要がある…。なんだこのレスポンスは…お、遅い!正直な感想として、これはまったくもってストレスマックス仕様。危なかった。かつてリコーのR8というコンデジを購入したときに、フラッシュ撮影するとホワイトバランスがおかしくて撮った写真はすべて薄い青になってしまうという謎仕様を思い出した。(故障なのか仕様なのかわからないまま手放したけど)結局ボケなきゃコンデジと変わらない。まぁ設定やら何やらいじればボケるんだろうけど、印象としては残念仕様。やっぱり実機を触るって本当に大事なんだなと思った次第である。(結婚する前に同棲するのと一緒だな。)

最新機種のCX6

こうして、Q7は後継機種QS-1を触って購入対象外となった。今までの熱が一気に冷めた。好きだった女の子の鼻毛が猛烈に伸びきっていたような感じか。

同じく展示品として触ってみたのがオリンパス PEN Lite E-PL6。価格コムではランキングも評価も高い。


OLYMPUS PEN Lite E-PL6

残念ながら優等生っぽさのある少し大きめのE-PL6は私の物欲を刺激する何かは持っていなかった。見た目がどうもカッコ良くないのである。完全に好き嫌いの範疇だがこればかりはどうしようもない。女の子紹介されるときに「本当にカワイイよ、頭も良くて、性格も良くて超オススメ!ホント何年も彼氏いないのが不思議なんだよね~。」なんて言われてワクワクしながら会ってみたらそうでもなかった感にとても良く似ていた。
それにしてもヨドバシアキバ、店員がウザすぎてゆっくり商品を見るには適さない。少しでも立ち止まって見ていると店員が話しかけてくる。そりゃ商売なんだから当たり前なのだが、最近はそういうのあまりされていなかったのでちょっと嫌だ。商品を吟味するのではなく店員を振り払うことに頭を使っている自分がいた。ということでサッサとヨドバシアキバを後にしたのであった。

さぁてどうするか…。こだわりのミラーレス一眼選びは完全にふりだしに戻ったのであったが、ここまで動いていた中で自分なりのカメラに対するニーズがまとまってきた。

①ボケ味のある写真をサッと簡単に撮れること
②カッコ良くて小さいこと
③予算は3万円以内であること

実はこの行程は普通にデジカメを購入するプロセスに過ぎない。これが大きな過ちであることに気づいた。なぜなら今回はミラーレス一眼を購入するのである。

その2に続く。

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