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【グルメ】IKEAのサーモンビュッフェへ行ってIKEAのビジネスモデルを感じてみた話

IKEAの期間限定のサーモンビュッフェに行ってきました。IKEAは人生で5回くらいしか行ったことがなかったのですが、あらためてすごいビジネスモデルだなと感じました。その顛末を。

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行ってきたのはIKEA船橋店。ここを選んだ理由として駅から5分なんです。IKEAって郊外でクルマでないと行けないようなイメージがありましたが、ここは駅から歩いて行ける。しかも南船橋駅って京葉線です。それこそ人形町から八丁堀に2駅、乗り換えて京葉線の快速ですぐ。クルマで行くよりはるかに利便性が高い。今回は物理的に大きな買い物をする予定もないので電車で行くことにしました。

駅から近いし、そばにはららぽーともあるぞ

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人生で初の京葉線の南船橋駅に降車。人形町からは30分くらい。途中ディズニーランドを横目にやってきました。

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駅からすぐの場所。同じくそばにはららぽーとTOKYO-BAYがあります。さらに船橋オートレース場もある。南船橋、侮れないですね。もっと栄えてもいい場所なのに何故か駅の目の前は空き地が目立つ。ちなみにこのIKEAは日本で第一号店舗らしい。この日は快晴。

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妻が狙っているベジボール。野菜不足の子供にいいらしい。このあたりのアプローチはうまいなぁ。子連れのお母さんなら間違いなく安心感を持つはずだ。

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今日の狙いはこのサーモンビュッフェ。大人999円、子供500円。スウェーデンといえばサーモンなんですね。初めて知りました。前回はザリガニって言ってたような気がしないでもないですが…。5人家族でも大人2人、子供2人(下の子は料金かからない)ので家族全員で2,998円なり。

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店内に入ってわかりましたが、どの店舗へ行ってもいつも同じレイアウトなんですね。これもIKEAのビジネスモデルかと。どのIKEAに行っても同じクオリティになるし、新店舗を建設する際にも同じ部材で建築できるわけだから原価の計算がし易く、さらに同一部材を大量発注するからコストも下げやすい。となるとこれだけの店舗スペースを確保する必要がある、だからレイアウト制限のない郊外に出店するわけだ。なるほどね。

定番のホットドッグでランチを

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適当に買い物をしたあとにIKEA定番のホットドッグをいただく。これケチャップとマスタード掛け過ぎると塩辛くてダメ。ほどほどにすることを前回訪問で学びました。フライドオニオンとピクルスを適当に載せて。これで100円。ソーセージをお湯でボイルしパンに挟むだけなので、100円は安いと思うが、原価としては相当安いかと。味は悪くないですね。

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参考までに、コレがコストコのホットドッグ。生オニオンにザワークラウト。システムとしてはよく似ている。ケチャップとマスタードをかけすぎて塩辛いの図。

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ほうれん草味のベジタブルドーナツ。子供にはコレ。中身はなんだかわからないけど、ほうれん草の緑色がなんとなく体に良さそうな雰囲気がする。これも子連れのお母さんの心をわしづかみ。3つで200円。

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みんな大好きフライドチキン。ファミマチキンと同レベルか。骨が付いているので本格的に感じる。これも実に美味しい。100円。

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長男はメロン成分一切なしのメロンソーダを迷わずチョイスw。夏場の皇居のお堀もこんな色していますね。飲み放題です。マクドナルドは広告宣伝費0円の代わりにドリンクの仕入れコスト0円と聞いたことがあるが、これもそうなのだろうか。その他50円のソフトクリームやシナモンロール90円も買ってしまいました。そりゃ子供たち大喜びです。

基本はスタンディングでいただく形式。子連れでゆっくり…とはいきませんが、ここは割りきって楽しむところでしょう。コストコとイケア、どちらも似たようなシステムですがかなり楽しめます。混雑時には場所取りが大変ですが…。

いよいよサーモンビュッフェ

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そしてサーモンビュッフェ。ちなみに私達は11時過ぎに入店したのですが、すでにチケットは夕方分しかない。この日は仕方なく17:20開始のチケットを入手しました。11時過ぎから買い物してららぽーと行ったり途中公園にも行って、ようやく時間になりました。誰でもすぐにビュッフェを食べられるようになっていないのもビジネスモデルでしょう。その間につい買い物しちゃいます。

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店内の雰囲気。全部で16種類のサーモン料理が並びます。料理はセルフサービス。

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ビュッフェ専用の席は満席となりました。総入れ替え制ではなく、半分くらいが入れ替わるようなシステム。胸にシールを貼ります。食事の時間は最大60分。ちなみに店内の天井はむき出しの倉庫みたいなのに、鉄格子をうまくはめて照明でおしゃれ感が出ています。コストを掛けずに雰囲気を醸し出す、うまいなぁ。

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さっそくビュッフェ開始。紙の皿の上にサーモン料理を盛り放題。紙のお皿だから終わったらぽいっと捨てればよい。洗うコストをばっさりカット。上に乗っているのがベジボール。豆でできたミートボールのような感じ。

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これはサーモンのフライとサラダ。

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スモークサーモンをマスタードドレッシングでいただきます。少し塩辛いかな。

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女子ならみんな大好きフライドポテトももちろんあります。

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ちょっと酸っぱいサーモンのマリネ。その他カレーなどもありました。

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子供たちも喜んで食べました。完食です。ここで言うのも何ですが、わたくし体調不良により鼻が詰まっていて、ほとんどの味を感じることができませんでした…。感じたのは、ほぼ食感のみです。ざ、残念過ぎます…。

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チケットには300円のクーポンが付いてます。またこれで買い物タイム突入。クーポンの利用期限が短いのもポイント。今日買わないと次は先になっちゃうのを引き止める効果があります。我々も見事にその戦略にハマり、食事後にふたたび買い物へ…。もちろんクーポン以上の買い物をしていました…。
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11時に来てから夕食を終え2度の買い物をしたら、あたりはすっかり夜になってしまいました。ほぼ1日IKEA三昧。京葉線で帰途へ。

1日IKEAを満喫して感じたこと

ビュッフェ狙いで行きましたが、最初の時間帯を逃すと次は数時間後のビュッフェ開始時間になるので、その間に買い物をするパターンになるかと。IKEAとしては買い物タイムをいかに長く取るか、という視点でビジネスを構築しているかと思いますから、ビュッフェの開始時間が遅くなればなるほど、より多くの買い物をする機会を作ることになります。1つ数百円でも多くのモノを取らせることによって、トータルの支払額は上がっていくわけです。我が家でもランチ、ディナー、そして買い物(それほど高額なものは一つもないはずだが)とトータルでは1万円以上の出費となりました。

さらに感じたのは、店内が子供に優しい作りをしています。買い物時間に子供を預けることはもちろん、食事も子供を気遣ったようなメニューがあります。子連れ客は安心できる環境なのですが、これがまたゆっくりと買い物をさせてくれて、いろいろとお金を落としやすいようにできているわけです。あらためてIKEA、すごい。

ikea売上

IKEAの売上をHPから見てみました。さすが右肩上がりの売上です。徹底した製造・物流のコストカットはもちろんでしょうが、子連れでも過ごしやすい環境、家具だけでなく食事にも配慮したトータルでのビジネスモデルを感じました。(なんと食事だけで14.6億ユーロを売上げてます。)と、素人が適当にビジネスモデルを語ってみましたが、また来たいと思わせる、さすがIKEAという話でした。今度は鼻が詰まっていないときに。

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