仕事が一段落して、少し落ち着いた状況を取り戻しつつあります。そんな時にはつけ麺に限る。渋谷のらーめん・つけ麺ってのは行っていないので仕事の帰りにつけ麺を食べに行くという何気ない日常の話にお付き合いください。
疲れた身体を引きずりながらやってきたのは、渋谷駅から徒歩5分のつけ麺屋やすべえ。ちなみに私のつけ麺ランキングでは、小川町にある三代目つじ田ってのが堂々の一位。さてこのつけ麺屋やすべえ、どの程度の実力の持ち主でしょうか。
仕事にしても食の好みにしても、評価する側の視点はそれぞれ、つまり絶対評価ってのは無いのです。自分の眼で、そして味で、他人に惑わされずに判断していきたいものです。
つけ麺は日本発祥の麺料理
看板に味に自信ありの文字。営業時間が平日だと午前3時まで営業。渋谷で飲んで帰れない時にはこのつけ麺を食べて帰れるわけですね。ところでつけ麺屋は麺を大盛りにしても金額が変わらないという暗黙のルールがありますね。ここももちろん同じく並中大と同じ760円。それだけコストがかかっていないということだろうか…。学生には大きな味方になります。
自信を持つのはとても良いことだなぁと思います。この根拠のない自信が幸運を引き寄せることもあります。
やすべいのHPを拝見しました。麺は自家製麺、相当なこだわりがあるようです。水を切りすぎず提供するらしい。
安価な麺が台頭するなかにあって、安全性と味を重視し、上質な国内最高級小麦を使用。
老舗製麺所と共同で開発した自慢の自家製麺が、やすべえのこだわりです。
プリッと舌の上で踊るように弾む食感と、噛み締めた時の心地よい歯触り。
最後までツルリと喉ごし良く楽しめるよう、水を切りすぎず提供するのも『やすべえ』のこだわりのひとつです。
券売機による食券制です。普通の醤油のほか、辛味、みそと味のバリエーションは多い。初めてならやはりノーマルのつけ麺でしょうか。
ちなみにHPに辛味の説明がありました。
「辛味」のつけ麺には自家製のラー油を使用。
上質な唐辛子を使い、さらにネギや生姜といった香味野菜を加え、丸2日かけて仕込むこだわりのラー油です。
「辛味MAX」には自家製ラー油を秘伝の方法で濃縮させた、より刺激的な特濃ラー油を使用しています。 この自家製ラー油を使用した「辛味」は全て無料でお選びいただけます。
次に来店した時には辛味にしてみましょう。
私はつけ麺の並盛りにしてみました。760円と渋谷にしては安いのかな。
店内の様子。女性客も多く清潔感があります。昨今のラーメン屋って何か妙に男くさくて女子には入りにくかったりしますが、ここは問題なし。
食券を出して、しばし待ちます。ちなみにあつもりにしました。
HPにもあつもりの説明が。
つけ麺は茹でたての麺を冷たい冷水でキュッと引き締める“ひやもり”が通常のスタイルですが、お好みで“あつもり”という、温かい麺の状態でご提供することもできます(無料)。
最後までつけ汁を熱々の状態でお召上がりたい方は、一度“あつもり”をお試しください。
私、結構前からあつもり派です。つけ汁が冷めると心も冷めますから。季節的にもあまり身体を冷やしてはいけません。
やってきました、つけ汁です。ねぎ、メンマ、1センチ各のチャーシュー、のり、スープは魚介系。
こちらが並盛りのあつもり麺。つけ麺ですからもちろん太麺です。
もちもち麺ですね。量は大人の男性で調度良い感じ。少し多めに食べたい方は中盛がよろしいかと。最高級の国産小麦を使った贅沢な麺。
やすべえのつけ麺は無料で麺の量を、並盛(220g)、中盛(330g)、大盛(440g)の中から
お選びいただけます。
上質な国内最高級小麦を使用したこだわりの自家製麺をお好みにあわせて存分に
お楽しみください。
スープ割も注文しましたが、食べ終わったあとの器の写真になってしまいました。
つけ麺のシメは、コクが深く香り高い“スープ割り”をオーダーしてみて下さい(無料)。
毎日9時間をかけて仕込む自慢のスープを、まずはそのまま味わい、その後につけ汁を加えることで、つけ汁を最後まで余すことなく楽しむことができます。
つけ麺を最後まで美味しく食べてほしいという、熱い思いがあるからこそできるサービスです。
このスープ割りは最初はそのまま味わうべきでしたね。最初からどーんとつけ汁に入れてしまいました。次回来店時には必ずそのまま飲みます。なんてったって9時間仕込んだスープです。
王道の魚介系つけ麺はカスタマイズも自由だった
魚介系スープに太麺なので、いわゆる大勝軒系のつけ麺だと思います。このあとにもお客さんが5~6人ほど並んでおり、かなり人気店ですね。回転率は高いので待つと言っても10分程度で座れます。
写真を撮り忘れましたが、テーブルには玉ねぎと削り節、それから酢が置いてあります。それらを加えることによって味に変化が出てくるとのこと。
卓上には無料の玉ねぎ、削り節、酢をご用意いたしました。玉ねぎはつけ汁に加えることで甘みが増し、味の変化をお楽しみいただけます。
削り節もつけ汁に入れるもよし、麺に振りかけても良し。魚介の風味をプラスできます。
酢はつけ汁に入れることで、さっぱりとした味わいに。どうぞお客様のお好みでご利用ください。
自分ごのみの味付けができるようです。HPをしっかりと読み込んで来れば、もっと楽しめたかもしれないつけ麺屋やすべえ。また近いうちに来て、辛味つけ麺をオーダーして「玉ねぎ」「削り節」「酢」の投入、スープ割りはそのまま飲んで、最後につけ汁に入れて味わう、これをやってみたいと思います。
以下おまけ
金曜日なので自分へのご褒美、スターバックスへ行きアップルパイにショートホイップを載せてみました。スターバックスのデザートやサンドイッチはコーヒーに合うように作られている、というのは本当でこのアップルパイもパサパサしていて、単体で食べるのは難しい。
アップルパイを口に入れたあとに、このスターバックスラテを飲むと格段に食べやすい。スターバックスのデザートを注文するときはこの工程が必要ですね。それにしてもつけ麺代よりお茶代の方が高いとは。世の中食事代はデフレ傾向ですが、お茶代はそんなのどこ吹く風…と感じた1日でありました。