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映画『スティーブ・ジョブズ』をGoogle Playで観た

今さらな話題が多い当ブログですが、さらに今さら映画スティーブ・ジョブズをGoogle Playで観ました。価格も下がってなんと210円、TSUTAYA行くより面倒がなくてオススメ。iPhoneでもPlayムービーというアプリを入れればGooglePlayで購入したムービーが観れます。

酷評の映画スティーブ・ジョブズ

映画スティーブ・ジョブズのレビュー記事を見ると結構な酷評。なぜかといえば、ある程度あらすじがわかった状態でないと、物語のスピードが早すぎて理解できないだとか。確かに知っていればなるほど、と思う場面も知らなきゃなんのことだと思うところは多くありました。映画を観る前に一度ジョブズのWikipediaでも読んでおけば違ってくるのではないかと思いますが。
私も知らなかったことで「?」と思ったのは、例えば
ジョブズが裸足で大学の構内を歩いている→→貧乏だったから靴も買えなかったのかな?と思ってしまいましたが、Wikipediaによると、

1972年、オレゴン州のリード大学へ進学。大学時代のジョブズはユダヤ・キリスト・イスラム・アニミズム・太陽神・思想・坐禅・食事・ヒッピー文化に心酔し、裸足で校内を歩き、一時は風呂に入らない時期もあったという。※Wikipediaより引用

というようなことがいくつも出てくる。これを予め読んでいれば「なるほど、裸足で歩くってのは本当なんだな。」となるのですが、知らなきゃ勝手に想像、話が繋がらない、なんてことが起きるわけですね。

気になる点といえば、モノマネ感が強くて、主人公のアシュトン・カッチャーがとにかく本人に似せようとしていたところ。このあたりは同じような映画のソーシャルネットワーク(facebook)の方が上手かったと思う。途中からそれが気になってしまいました。

ジョブズのこだわり

iPhoneに限りませんが、アップルの製品は単純な性能ではないところにこだわりがあるようです。例えばカメラの画素数。iPhone6は800万画素、iPhone6sでも1200万画素、対してXperiaZ3だと2070万画素。これだけ聞くとXperiaの圧勝だが、実際にエンドユーザー的視点で考えるとその画素数が必要なのではなくて、簡単に使える使い勝手とかすぐにシェアできることとかだったりします。

確かにアップルの製品には取り扱い説明書がありません。それくらい感覚で操作できるように意識して作られているのでしょう。スペック以上にユーザーにとって何が大切なのかをよくわかっていると思います。

意外だったのがコストに対する想い。ジョブズが単純に企業の利益のために製品のコストを上げることを良しとしないシーンがありました。最近のアップルの製品はめちゃくちゃ高いので、どちらかといえば利益追求型だと思っていたのでそのギャップに驚きました。確かにiPhoneの価格はどんどんと高くなっていますが、あくまで円安の影響であって、ドルベースでは変わらないということも事実。


ジョブズリスペクトでニューバランスを履いてみました。ジョブズは服装で気を使うことを嫌って同じ服をいつも着ていたとの話は有名。黒のニットにリーバイスのジーンズ、足元はメイドインUSAのニューバランス992、ですね。ちなみにこれはユニクロのジーンズにベトナム製の999ですが…。

映画の評価はともかくiPhone6は使ってみます

スティーブジョブズを観て、アップルの創業当時の様子やその後どのように会社が大きくなっていったのか、その経緯はよくわかりました。『業績の良い会社を経営する』ことと『良いものを作れば必ず売れる』という理念の狭間で苦悩するジョブズ。特に後者については横並びで特徴のないPCを作り続ける日本のメーカーに頑張ってほしい視点ですし、本業にチカラを入れていないライフネット生命と、本質がズレてるマクドナルドのCEOはこの映画を観るといいと思いました。どちらの会社もなぜか良いものを作らない経営。


モノに対しての愛着って作り手の想いを感じたりするとより高まるものだったりします。私が持っているアップル製品はiPhone6くらいしかありませんが、すでにジョブズは亡くなった後のプロダクトですし、私は所謂アップル信者ではありませんけど、とりあえずしばらくは使ってみようかなと。

本国アメリカでは、新しくスティーブジョブズの映画が公開されたとか。これも楽しみですね。

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