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東京都現代美術館の「MUSEUM 23 TOKYO」へ行ってきた

今日は東京都現代美術館で開催されている「MUSEUM 23 TOKYO」へ行ってきました。マイケル・ジョーダンの履いているシューズ、「エア・ジョーダン」の30週年イベント。遠方や時間の都合で残念ながら行けなかった方に雰囲気だけでもお伝えします。
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今日の足元はその30年前(1985年)発売のエアジョーダンで。(エアジョーダンを履いている方は相当数いましたが、オリジナルのエアジョーダンを履いている方はさすがに少ない…)

「MUSEUM 23 TOKYO」は3日間の限定イベント

イベント概要はこちら。ジョーダン氏本人は16日にすでに来場済。

【日時】10/16, 17, 18

【時間】10:00 – 20:00(変更の可能性があります)

【場所】東京都現代美術館

【入場料】無料

【LAST SHOT当日参加枠】
LAST SHOTの当日参加枠をご希望の方もこちらよりイベントへの参加登録を行ってください。
※会場にて整理券(先着順)をお配りし、配布順にご案内いたします。
時間の都合上、参加いただけない、また長時間お待ちいただく可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

※未成年の方は、参加同意書を印刷の上、持参してください。
会場に持参していただけなかった場合は、イベントに参加できません。

【お問い合わせ】
Museum 23 Tokyo 事務局
mail:museum.23.tokyo@event-supporter.jp
tel:03-4540-6482
受付時間:10:00~17:00(土・日・祝祭日を除く)

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東京都現代美術館は清澄白河駅(半蔵門線と大江戸線)から徒歩15分くらいあります。今回は6歳時と2歳時を連れてゆっくり歩いたので結構時間かかりました。薄いグリーンのティファニーのような色が今回のイベントカラー。

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到着した東京都現代美術館。この「MUSEUM 23 TOKYO」ですが、どうも美術館のイベントではなく、場所をナイキが借りて開催しているだけのよう。なので東京都現代美術館のHPには何の記載もなし。

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まず入り口ですが、何十人か並んでいました。結構待つのかなぁと思っていたら、これは入場するのに事前登録が必要で、まだ登録していない方がスマートフォンで試行錯誤しているだけだった。上記のイベント概要にもあるように「MUSEUM 23 TOKYO」は入場無料ですが、事前登録が必要です。これは主催者側のアナウンス不足が否めない。スマートフォン持っていない高齢者やガラケーユーザーはどうするんだろうか…。

公式サイト

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登録が完了しました、という画面をスタッフに見せると入場できる。このリストバンドをもらって入場。このリストバンドがあれば再入場も可能。

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小さい子供がいる場合は、このブースで怪我してもしりませんよという同意書にサインしなければならない。もしくはスマートフォンを持っていない方の登録場なのか…、このあたりのスタッフの仕切りがあまりよくなかった。

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館内の様子。まずはエアジョーダンが30足ディスプレイされています。レア度で言うと正直このイベントに参加している人たちのシューズの方が珍しかったです。時間帯によってこの場所は混んだり空いていたりしていますので様子を見ながら鑑賞。

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エアジョーダン1の赤黒。残念ながらオリジナルではなく復刻版OGです。さすがに30年前のモデルですから仕方ないところ。ここからエアジョーダンの歴史が始まりました。

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「BRED」なんて昔は言わなかったのになぁ。このモデルはカラーリングが派手過ぎてNBAから罰金を課せられたって話が王道なのに、ちょっと残念な説明文。

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エアジョーダン2。初期のエアジョーダンの中ではかなりの不人気モデル。ゆえに希少価値大でした。ナイキのスオッシュマークが無いという当時では相当画期的なシューズ。実は地元足利のムーンラビットで48,000円のオリジナルを購入したことがあります。そのあと少し履いて同級生の金子くんに同じ値段で転売しました。元気かなぁ、金子くん。

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イタリアのブーツにインスパイアされたってのは初耳でした。これジョルジョフランシスってデザイナーがデザインしたんですよね。当時はジョルジョつながりでアルマーニデザインだって噂が流れてました。

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エアジョーダン3。初めてジョーダンのマークが登場。このモデルからティンカーハットフィールドがデザイン。そのティンカーハットフィールドも来日してこの美術館に来たらしい。会ってみたかったなぁ。

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外側から見えるエアソール、ビジブルエアが初搭載。このエアジョーダン3も不人気モデルでしたのでオリジナルは希少性高すぎて高校時代には見たことなかったです。

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エアジョーダン4。エアジョーダン2と3が不人気すぎて、エアジョーダンシリーズをフライトシリーズへ統合するかどうか検討されたというモデル。起死回生で投入された結果、黒人層中心に人気が出て、ジョーダンシリーズの継続が決まったとか。なのでタンのところにはジョーダンマークとフライトの文字が入るんですよね。この1989年からシカゴ・ブルズのチーム全員がプレイオフで統一感出すため黒いシューズを履くようになりました。

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エアジョーダン4はオリジナルを所有していますが、加水分解して履けません…。当時プレミア付いて29,800円で購入しました。私の最近のお気に入りでMARSモデルを履いています。

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エアジョーダン5。何と言っても当時は光GENJIと同じくらい人気のあったモデル。スラムダンクの流川楓も履いていました。私もプレミア付いた32,000円で近所のテニスショップで買いました。

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戦闘機をイメージとか殺人事件が起きたって話は無いようです。ナンバリングされたのもこの5から。

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エアジョーダン6。事実上、私の初めてのエアジョーダンがこの6。定価の19,800円で買いました。今では人気モデルですが、当時は5の後継モデルとしてデビュー、その期待とは裏腹に飛躍しすぎたデザインで不人気でした。バットマンのシューズデザインにもなっていました。

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初めてシカゴ・ブルズが優勝した時の記念モデルですね。当時、つま先に怪我をしたジョーダンはこのシューズの先を切って試合に出たそうですが、やはり通常使用には耐え切れなかったそうです。

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エアジョーダン7。ついにナイキロゴが消え、ビジブルエアもなくなりました。シリーズ2連覇やオリンピックモデル発売と、ジョーダンもNBAも世間一般に浸透してきた時代です。このあたりからジョーダンが好きになった、という人も多いかと。

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ハラチフィットシステムの採用でインナーブーツのフィット感が半端ない。私はバイト仲間から安く譲ってもらいましたが、一度も履くことなく実家で加水分解されてます。

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エアジョーダン8。最初のシリーズ3連覇したモデル。これまた不人気で当時はワゴンセールにもなりました。クロスするストラップが着脱性を悪化させジョーダンも練習中は7を履いていたとか。クロスストラップはエアレイドとこのエアジョーダン8のみ。

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不人気モデルは今になると履いてみたくなります。ラッパー風にならないようにしないと。

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エアジョーダン9。実践では唯一履くことのなかったエアジョーダン。3連覇達成後に引退、その際に発売されベースボールシューズになりました。ソール裏には「世界スポーツ」と日本語の記載もあり。やはり日本市場を意識しているのでしょう。

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当時近くのスポーツ店で投げ売りだったのを購入した記憶があります。エアジョーダン人気は8から9にかけて超低迷期でした。

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エアジョーダン10。復帰したあとに履いたモデル。ですがこのカラーリングは履いておらず、都市限定カラーのシカゴカラーを履いていたと記憶しています。都市限定カラーは比較的流通しましたが、さすがにシカゴカラーは人気が高く入手困難でしたね。細かいことを言えば、このカラーリングの場合は、唯一つま先に補強がされていたはず。このモデルからジョーダン以外のプレイヤーもエアジョーダンを履くことが許されていました。

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ソール裏にはジョーダンの軌跡がメモリアル的に記載されており、引退にふさわしいモデルとしてデビューしていました。まさかジョーダンが復帰するとはナイキ側も想定外だったと思われます。

JORDAN SPIZIKE iD 30th ANNIVERSARYモデル

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この会場で応募できる?記念のシューズ。JORDAN SPIZIKE iD 30th ANNIVERSARY。簡単に言えば人気エアジョーダンのごちゃまぜモデルですね。イメージカラーの薄いグリーンのシューレースがその証か。

シューズのうんちくはつづきますが、こんな感じで合計30足のシューズが展示されています。

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奥に進むと大きなパネルの写真展。

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マイケル・ジョーダン氏の手。確かにMの字が見えるwww。

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写真家のウォルターイオスJrとジョーダン。有名な写真家とのこと。

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ジョーダンの足元はナイキエア180。ってことは1992年くらいか。

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ちょっとブレてますね。有名な1998年スラムダンクコンテストのシーンです。フリースローラインからのダンク。これでマイケル・ジョーダンは2回めのスライムダンクコンテストでチャンピオンになります。

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奥に見えるのがサム・パーキンスとショーン・ケンプ、手前の右がゲイリー・ペイトンですね。1996年のファイナルでしょう。ゴール下の混戦がスゴイ。

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エアジョーダン2を履くジョーダン。珍しい1枚。

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大きなパネルの奥には映像が流れるエリア。ここでマイケル・ジョーダン氏とティンカーハットフィールド氏が対談したようです。

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映像がエンドレスで流れています。バスケットボールで発生するキュッキュ音で出来ていました。

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現在のジョーダンブランドのウェアが展示されていますが、レアでもないので皆スルー。その横で記念撮影ができるようでしたが、結構な列だったのでそこもスルーしてしまいました。

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会場外ではバスケットボールの特設会場が設置されていました。

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もうひとつの目玉がこの箱型施設にあります。

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中は観客が観戦できるようになっていて、スタジアムのパネルが映像に切り替わります。3タイプのショットが体験できます。「FIRST SHOT」「LAST SHOT」「NEXT SHOT」の3つですね。皆LAST SHOTばかりチャレンジしていました。

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観客が見守ります。これは緊張するぅ。30分観たら交代してくださいとのこと。
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実際にプレイが始まると、映像が切り替わります。この臨場感はすごかった。ここで往年の名シーンを再現することができます。事前応募が必要なので観るだけでしたが、途中MCから急遽5名に限り応募がなくても会場内から選択制でチャンレンジできるというコーナーも。私は残念ながら当たりませんでした。

無料ながら相当楽しめる「MUSEUM 23 TOKYO」

個人的には当時のレアアイテムが少々並んでいたりするとまた違ったのですが、今回はあくまでNIKEのイベントという感じでした。イベントの内容としてはコンセプトがちょっと不明瞭(なんのPRなのかわからない)でした。例えばこの会場でしか手に入らないアイテム等もなし、ちょっと手抜き感があり、そのあたりは少々残念。

マイケル・ジョーダンと言えば私が中学高校生くらいにNBAとともに人気のあったプレイヤーの1人でしたが、この「MUSEUM 23 TOKYO」に来場していた世代は私よりはるかに若い。おそらくジョーダンの現役時代を知っていない世代ではないかと。そんな世代を超えて人気のあるジョーダン氏ですが、これからはバスケットボールだけでなく様々なスポーツにたいしてジョーダンブランドを展開していくそうです。一人のプレイヤーとしてはバスケットボールに限らず偉大でしたから、きっと面白いことになるでしょう。入場に手間はかかりますが無料でここまで楽しめるなら十分。今年は私も30週年として休日にはエアジョーダンを意識して履こうと思います。

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コメント

  1. 岩間 より:

    初めまして。岩間と申します。
    エアジョーダンの画像を検索中にこのブログに到着しました。

    普通ならコメントを残さずに閉じるのですが、この記事がとても共感でき、尚且つ世代が近いので「思い出のスニーカー」話しはニヤついてしまいました。
    AJ10のつま先補強に気が付かれているのは流石です。あのカラーリングのみのディテールですからね。

    PS ・ 10月17日、自分も宮城からMUSEUM 23 TOKYOに行きました。

    • たいゆうき より:

      岩間さん、コメントありがとうございます。
      宮城から来られたのですね。お疲れ様でした。同世代のMJファンならぜひとも行っておきたいイベントだったかと思います。
      エアジョーダンについては今でも人気が衰えませんが、当時は当時なりの思い出がありますね。特に今のようにインターネットもなく、ほぼ雑誌による情報のみでした。実家には雑誌がまだ眠っておりますので、時間があったらそういったものも紹介したいと思います。今後共よろしくお願いします。