実家の栃木に帰省した際に、佐野へ遊びに行きました。その際にやはり佐野といえば佐野ラーメンでしょうってことで佐野ラーメンの人気店、森田屋へ行ってきました。
休日は行列必至の人気店森田屋
外観。駐車場がお店を取り囲むようにあって、満車に近い。人気店の証拠です。
元栃木県民からしたら、佐野エリアは商業的には大成功したなぁと思います。正直、私みたいな元足利市民からすると羨ましい限り。ゆるキャラの「さのまる」だったり、「佐野プレミアムアウトレット」だったり、そしてこの「佐野ラーメン」だったり…。足利にも良い物はたくさんあるけれど、全国的にこれだけ有名になったのは数少ない。
ちょっと調べてみると、佐野ラーメンには佐野ラーメン会ってのがあって、この森田屋は佐野ラーメンの本流ではあるが、ラーメン会には属していないとのこと。
ラーメン会はコチラ→佐野市観光協会
71店が加入していました。観光客からしたら、佐野ラーメン食べたいけどどこ行ってよいかわからないって人多いから、このマップは便利です。
マップはコチラ→らーめんマップ
座敷とテーブル席、それからカウンター。伺ったのがお昼の時間帯だったので、30分ほど待ってようやく入店。我々は大人2人、子供3人の5人構成でしたが、お店の方は嫌な顔せず対応してくれました。家族連れが多いです。
厨房の様子。調理されている方が1人、スタッフさんが2人の合計3人で切り盛りしていましたが、明らかに人手不足が否めない。接客→注文→調理→提供→片付けのルーチンワークがうまく行っていません。そんな手際の悪さを見て待ち時間にイライラしてる方々多し。
メニューはラーメン、チャーシュー麺、餃子のみ。このあたりの潔さはさすがですね。
テーブルには餃子用の酢、醤油、ラー油。そして割り箸。水はセルフサービスで。
着席してから20分くらい待ったでしょうか。チャーシュー麺850円がやってきた。澄んだスープと青竹の縮れ麺。これぞ佐野ラーメンですね。とくにチャーシューは絶品で、私の好きなやわらかくて豚肉の旨味が強めに残った味付け。その他めんまとネギ。このあっさりスープはいくらでも飲める。ただし麺が少し柔らかい。もう少し固くても良いかな。
そしてこちらがラーメン600円。チャーシューが2枚。長男6歳が注文しましたが1人でズズズーっと食べてしまいました。東京のラーメンのようにコッテリして化学調味料がたっぷり…というわけでもないようなので、子供にも良いかも。この写真みるとうどんみたいですね。
餃子3個で250円。おおぶりな餃子で3個とラーメンでお腹いっぱい。味はとても美味しいが、ニンニクは強めに効いていて、平日には匂いがキツイと思われます。
さすが佐野ラーメンの本流、だが…
この森田屋には4店舗あって、今回伺ったのは北茂呂店。味について私自身については大満足でしたが、佐野ラーメンを初めて食べる妻は少し麺が茹で過ぎていたとの感想。待ち時間がかなり長かったので厨房を覗いていましたが、スープを丼に注いでから麺を投入、そしてチャーシューを乗せるまでの時間が正直長い。これでは麺も茹で上がっちゃうし、スープも冷めてしまう。やや高齢の店主で人気店でもスタッフ含めて3人でやっているので仕方ないかもしれませんが、もう少し手際よくすることで、回転率も上がって良いかと思います。
昼総合点★★★☆☆ 3.5