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親知らずは使えるので、むやみに抜くのはやめた方良い場合もある

昔から「親知らずは将来使えるので抜かない方が良い」という、ホントかどうかわからないような話聞いたことありませんか?私はありました。でもそんなことホントにできるのか?と思ってましたが、今回自分が親知らずを移植することになりました!( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

綺麗に生えている上の親知らず。その下の臼歯は完全に崩壊して治療中。

親知らずの生え方がポイント

今まで数多の歯科医に見てもらっていましたが、かつては親知らずは早めに抜いちゃいましょうという見解が多かったように思います。私の場合は、下の親知らずが真横に生えていたので、それについては早めに抜くのが正解だったと後悔…。なぜかといえば隣の歯に相当なダメージを与えていたから。中途半端に歯茎からコンニチハして、そのあいだから食べ物のカスが侵入、虫歯になるという負のスパイラル。おかげで下の親知らずの横の歯は左右で虫歯になりました。

ただし、上の親知らずについては真下に綺麗に生えていて、この度その上の親知らずを抜いて、下の歯に移植することになったのです。

歯科医の見解は歯科医ごとにある

そりゃ当たり前の話なんですが、歯科医の見解は一つではなく、歯科医ごとにそれぞれあります。なので1人の歯科医師の見解により、簡単に親知らずを抜くかどうか決めてしまうと後悔することになりかねない。
今回の治療で受診した歯科は数えてみると、なんと6箇所。自分でも良くやったと思っていましたが、それぞれの見解は見事に異なりました。
私の場合、下の歯の治療方法として以下の選択肢がありました。
①インプラント→自由診療
②上の左の親知らずを移植→健康保険対象
③上の右の親知らずを移植→健康保険対象
④ブリッジ→健康保険対象
⑤抜くだけ→健康保険対象
専門家でもこれだけ見解が分かれるわけです。素人が判断できるわけが無い!
ちなみに自由診療となるインプラントは30~40万円の費用が自己負担。さすがに簡単には決められないでしょ。私の場合はその場で決めろと言われましたが。

チラつく診療報酬…

歯にまつわる話として、親知らずが使えるということのほか、こんな話も聞いたことありませんか?

歯科医は治療を長引かせて診療報酬を稼ぐ

そりゃビジネスですからね、わかります。でもですよ、一生に1度しか生えて来ない歯を、ビジネスで儲かるからと都合の良い様に治療されたらたまったもんじゃない。正直、今回の治療はその思惑に何度も遭遇したんです。1番最初に受診した歯科医は、何はなくともインプラント推し。それ以外の選択肢提示せず。有り得ないでしょ。

何が一番なのか、それは自分自身が決めること

私はそこから、いろいろと信頼できる歯科医を巡る旅に出たわけですが、最後の歯科医は私にこう言いました。

「最後に決めるのは貴方ですから。」

そうですね。後悔するもしないも、自分が決めたかどうかなんです。

私は後悔しないために、やれるだけやろうと思いまして、最後の手段として大学病院を紹介してもらうことにしました。歯科医師からすれば他の紹介することと同義になるので、面白くないと思いますがそこは自分で決めたかったので、紹介状を書いてもらいたいと依頼しました。大学病院なら儲かるかどうかではなく、一番効率的かつ有効な方法を提示してくれるんじゃないかと期待したからです。

土曜も営業していた水道橋の東京歯科大付属の歯科医院。

そして本日この土曜の大混雑の中、3時間以上待って診療してもらって、医師と話し合いで決めた結果は上の左の親知らずの移植でした。長かった…。左の親知らずの移植がダメなら右があり、それもダメならブリッジがある。それでもダメなら初めてインプラントと、段階を踏めるため、費用も少なくて済みそう。いきなりインプラントを勧める歯科医とは違いましたよ。

ちなみに当初は日本大学病院を紹介してもらってましたが、なんと夏季休暇のため、東京歯科大に行きました。紹介状は紹介元の先生に一言断れば流用が効きます。

綺麗に生えている親知らずは使えるかもしれない

移植術については、成功の確率は90%と言われまして、絶対に成功するものではないらしい。それでも自分の歯を使って治療ができるのは副作用や拒否反応もなくてかなり有効な手段。結果として上の親知らずは抜かずに置いておいて良かったです。
てことで、歯科医選び、納得いくまで説明、複数の歯科医で治療方法を検討しましょうと言う話でした。ちなみに手術は10日後。成功することを祈りたいと思います。

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