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社会人必須ITスキルを身につける方法を考えてみた

このブログを購読している方はおそらくがほとんど社会人でしょうか。私も今年40歳になり、学生を卒業して16年となったわけで、社会人歴も16年となりました。最近衝撃を受けたのが、新人さんはExcelが使えない!ということ。自分の経歴と照らし合わせてITスキルを身につけるということを振り返ってみましょう。※ほぼ雑感ですので期待せずに。
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システムエンジニアはITスキルが高いのか?

私の社会人の経歴としては、24歳で大学院卒業、大手のSIerに入社、5年半のSE生活を経て、外資系金融機関の営業となりました。その後は紆余曲折があり現在は国内の金融機関に勤務しています。
現在は営業という仕事をしていますが、営業といってもずっと外回りしているわけではなく、社内でのPC作業も多い。年齢を重ねてマネージメントをするようになればなおさらでしょう。そこで気づいたことと言えば、周りの方々でExcelに強い人が皆無ということ。

まぁよく言われるし、自分でも言っているのですが、私は前職がSEだったこともあって人よりはExcelに携わっていた時間は長い。しかしながら私のExcel技術がSEの時にすべて養われたものかどうかといえば、答えはNO。一番伸びた時期は卒業論文、修士論文を書いている時だったと思う。あ、ちなみに私、偉そうにこんな記事書いてますが、Microsoft Office Specialist(いわゆるMOS)のような公的資格はありませんwww。


就職には有利なのかもしれないMOS。

卒論・修論で学んだOffice系アプリケーション

正直なところ、私も卒業論文を書くまではExcelやWordが何をするものかよくわかっていなかったと思う。卒業論文でWord文書を書いて初めて、「あ~これがWordってやつね。」と認識しました。そして研究結果を表にするときに使うのがExcel。表データをWordに貼り付けて、「なるほどExcelとWordの違いってこういうことなのね~。」っと学びました。Excelはその他、図を書いたりしてCADの代わりに使ったりすることで、表計算以外にも使えることを経験。そして卒論や修論の発表にはPowerpointを使うわけです。そうして、「あ~Powerpointって発表用に使うんだな、でも作りはWordやExcelとほとんど同じじゃ~ん!」となるわけです。なので卒業する前には、ある程度の概要理解とスキルを持って会社へ入社しました。学生時代に身についたことで一番良かったのはこのPCスキルでしょう。(PCスキルなのかITスキルなのか、このあとの文章ではごちゃごちゃしますが…)

SEになってからのExcel

SEになると会社の先輩はExcelを普通に使います。そして学生時代のイメージを180度変えたのが先輩達のExcelの使い方!「ExcelがあればほとんどのOffice系アプリケーションは事足りる」ってこと。例えば、新人の最初の役割といえば会議の議事録。何時間もある会議の議事録を取らされて、その内容を学んでいくわけですが、その際に使うのがWord…ではなくてExcelでした。文書ならWordだろ!って思っていたのですが、Wordは整列した文書を書くのは得意ですが、議事録フォーマットを自由に作成して、その中で文書を書く、なんてのは超苦手です。その点Excelは自由度が高い。議事録のほか、各種仕様書や設計書もExcel。とにかくExcelと触れ合う機会が多い、そうやってExcel知識が少しづつ付いていきました。業務でWordを使うことはほぼなかったです。

(ちなみにAccessも使っていました。Oracle導入するほどではない簡易的なデータベースのことで、一般的な社会人PCスキルにはAccessについては無視しても良いかと思います。てか懐かしいなAccess。)


個人で購入しようとすると結構な値段のOfficeアプリケーション。

卒論書きませんでしたの衝撃

隣に座っているExcelで右往左往している2年目の後輩ちゃんに聞いてみました。

「卒業論文でExcel使わなかった?」すると衝撃の一言が…。
「卒論書きませんでした。」
「えっ???」
そうなんです。私はバリバリの理系だったので、卒論、修論が卒業要件でしたが、文系になると卒論ってのは必須要件にはならないようです。ってことはその時にアップするであろうPCスキルはどこで学ぶのか?結果から言うと、スキルアップせずに今に至る、ようです。こりゃ大変ですな。

何かの記事でも読みましたが、今の学生はスマートフォン世代でPCを使わない。それでも今の職場がすべてスマートフォンでなんとかなるかと言えばまだまだそんな状況ではない。Excelの基礎知識くらいは必要でしょう。適応能力は高いと言われる若年世代なので、触れ合う機会さえ作ればスキルはアップしていくでしょうけど、苦手意識が出ちゃうと良くないですね。

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わからないことは検索しよう

Excelが使えない!と自覚してくると、すぐに言われるのが「パソコン教室に通う」「Excelの本を買う」って話だが、私はパソコン教室に通う必要はまったくないと思う。なぜなら私も通ったことないから。

↑特に初心者向けのExcelの本は不要

高齢者になればなるほど、この「パソコン教室に通う」率が高いけど、本来は「やりたいことがある」→「その解決策を知る」→「やってみる」の繰り返しでスキルは身に付いていくはずだが、パソコン教室に通うと「使うことはないスキルを教えてもらう」→「その場では覚えるが使わないので忘れる」→「意味がない」となる。なのでExcel(IT全般スキルも同義)のスキルを上げたいなら「Excelを使う」→「やりたいことを認識する」→「検索する」→「やってみる」の繰り返しで良いと思う。英会話も一緒かなと。私もExcel関数なんて教えてもらったことなくて、その都度調べて使うようにしています。覚えていなくても、あ~なんか昔やったことあるなぁくらいで良くて、その都度調べればよいです。若者なら記憶力もあるし、スマートフォンで検索する行為は慣れていますよね。

その他個人的にPCスキルアップにオススメなのは、ブラインドタッチ。今はタッチタイピングというそうだけど、これができるようになるとPC作業すべてが効率化される。なので、ブラインドタッチが出来ない人、もしくは自己流の人、は無料のブラインドタッチソフトで早く覚えることを強くおすすめしたい。

これなんて無料で結構面白いです→寿司打

私も40歳過ぎてますますExcelのスキルを向上させようと、今度はExcelマクロに挑戦しようと思います。

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