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【グルメ】渋谷で新潟のカツ丼タレカツを食べて新潟の思い出を語る

渋谷勤務となってからかれこれ2年半が経過しましたが、いつか行きたいと思っていた渋谷にある新潟カツ丼のお店タレカツへ行ってみました。そのときの写真と新潟の思い出を。

学生時代を過ごした新潟

私が新潟に在住してたのが1995年~2001年の6年間。そのときは「東京へ行く奴は軟派だ。」という今考えれば若さの極み的な考えのもと、東京とは真逆の新潟へ行ったのでした。大学については高校が男子校だった影響で、「総合大学」へ行かないと女子との出会いがない、といったこれまた意味不明な理由で選択。それがなんと理系を選択し機械いじりが嫌いではないという理由で工学部機械システム工学科へ入学したため、同じ学年学部学科には100人中女子2人という有様。内部の出会いはまったく期待ができない状況に陥ります。


タレカツ渋谷店。お店はマークシティの裏手にあります。

そんな新潟での男の一人暮らしが始まります。同じような境遇の男子が集まり、女子の出会いを期待しながら過ごしました。外食も良くしていましたね。あとは自宅での鍋パーティー。男が4人あつまって夜な夜な鍋をつつく…健全ですね。


レンガ調の外観。外からはガラスから店内の様子が伺えます。結構人気店なようで、平日の夜でしたがそこそこ混んでいました。

新潟でよく行ってたのが、らーめんの東横、だるま屋、花びらチャーシューの万人家など、らーめんしか思い出せないw。でだ、今回の記事のとおりで新潟のカツ丼はいわゆる卵とじのカツ丼ではなく、ソースカツ丼が基本。大学の近くにあったのが「かねこ」。安くて美味かったなぁ。

この店ではソースカツ丼とは言わず、タレかつ丼というネーミング。卵とじのカツ丼は無い。まさにタレかつ丼専門店。

新潟に住んでいたときには近くにスーパーがあったので、自炊も良くしていました。とくに新潟は米どころなので、米が美味い。スーパーの米もコシヒカリ以外はないくらい。米には厳しい新潟県。それでも安くないので、学生のお金のない私は農家の友達にコシヒカリをもらっていました。

タレカツでは、コシヒカリではなくて「こしいぶき」というお米を使っているようですね。そしてタレはソースではなくて、醤油ベースの秘伝タレとのこと。

新潟というと、雪がすごいイメージありますが、私がいた6年のうち、大雪になったのは2年だけ。ほとんど下越の市内は雪が降りません。それでも曇り空ばかりでジメジメしていますが。

注文してから揚げるタレカツ。とりあえず普通のカツ丼を注文。税込830円なら安い。

大学では軟派なテニスバスケサークルに入ろうと思ったけど、一緒に誘った友達が入らないと言い出したので、結局は加入しないまま過ごすことに…。ここから暗黒時代の始まりです。学校では、女子はいるものの、出会いなんてそうそうあるもんじゃない。合コンだって誘いがない。こんな10代の男子が一人で過ごすのも限界がありますよ。ということで、学内に出会いのない私はバイトという手段をもって出会いを探すのでありました。

やってきたタレカツ。味噌汁とお新香つき。

バイトは居酒屋とカラオケのセットになったところで開始。バイト総勢20人くらいで、そのうち女子も半分くらいいてサークルのような感じ。仕事はそれほど辛いものでもなく、カクテルを作ったり料理を出したり、掃除したり。今考えれば相当楽だったなぁ。無事にそこで初めての彼女をゲットしました。

出てきたタレカツは3枚が重なっていて、野菜なしの本格的なタレカツ丼です。
揚げたてなので、これは間違いなく美味いでしょう。

ちなみに大学に入学した時に言われたのですが、新潟には娯楽施設的なものが少ないので、デートはもっぱら自宅。なので同棲率が全国1位だとか…。今考えればそんな統計は取っていないでしょうから、デタラメだと思いますが。(実際に検索しても怪しいデータばかりですね)


一口かじったタレカツ。ソースカツ丼とは全く違う、甘辛い醤油味でした。やはり揚げたてなので旨さは間違いない。

私は機械システム工学科という男臭さの塊学科だったので、皆がクルマ好き。たいして興味のなかった自分も周りに影響されてクルマが好きになりました。最初に買ったクルマは三菱のランサー。当時はWRC全盛期、日本のメーカーがトップ独占状態で無敵の時代です。良く弥彦山へ走りにいってましたよ。

お新香を載せてひたすらかき込む。味が単調なので、途中から飽きてきますwww。やはり40歳のオジサンには同じ味が続くのはキツイですね。

学生時代にクルマに乗っていたので、社会人になってもすぐにクルマを購入して都内をブイブイ走ったおかげで、今でもクルマはどこにでも乗っていけます。今の若い人たちはクルマに乗ったことすらないとか、都内や首都高が怖いといって乗らないらしいですね。当時はクルマがなければのっぴきならない状況だったので、今の若者の状況は信じられません。

秘伝のタレがかかったこしいぶき。タレ付きご飯って美味しいですよね。無事に完食することができました。

新潟では6年過ごし、最後の修論は雪が降る中での徹夜徹夜でなんとか仕上げて晴れて卒業。一応企業担当者もいる中で、論文発表もしました。そこでの研究がどうにもしっくりこなくて、自分は研究職につかずにシステムエンジニアの道に進むことになります。学生時代に培った研究は無駄になったかもしれませんが、システムエンジニアになって身につけた知識や技術は今でも役に立っています。てことで、新潟に行ったのも良い思い出です。そんなことを思い出しながら食べてきたタレカツはちょっぴり甘辛い味がしました。おしまい。

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