9/20からはiPhone5s、iPhone5cという2つのモデルが発売されます。廉価版という位置づけのiPhone5c。鮮やかなカラーリングではありますが、機能的にはどうでしょうか?
他のサイトでも比較されていますが、ここでiPhone5s、5c、5について比較してみましょう。
iPhone5c専用のカバー
廉価すぎるミネラルウォーター!1本35円!
iPhone5s |
iPhone5c |
iPhone5 |
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容量 |
16GB/32GB
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16GB/32GB |
16GB/32GB
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カラー |
シルバー/スペースグレイ/ゴールド |
ホワイト/ピンク/イエロー/
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ブラック&スレート/
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サイズと重量 |
高さ:123.8 mm
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高さ:124.4 mm
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高さ:123.8 mm
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チップ |
A7チップ(64bit)
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A6チップ |
A6チップ |
Touch ID |
指紋認証センサー |
無し |
無し |
ディスプレイ |
4インチ(1136×640) |
4インチ(1136×640) |
4インチ(1136×640) |
カメラ |
8メガピクセル
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8メガピクセル
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8メガピクセル
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バッテリー |
通話時間:3Gで最大10時間
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通話時間:3Gで最大10時間
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通話時間:3Gで最大8時間
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SIM |
nano-SIM |
nano-SIM |
nano-SIM |
コネクタ |
Lightning |
Lightning |
Lightning |
iPhone5s、5c、5比較表
iPhone5cの位置づけ
iPhone5sに関しては、5の正常進化版といったところでしょう。外装サイズは同じとはいえ、チップがA7になり64bit化、メモリ容量も性能も約2倍になっているそうです。
問題はこのiPhone5cです。
カラーリングは見事ですが、性能的にはiPhone5のバッテリー容量を少し足したに過ぎません。
しかも日本人のほとんどは、カバーをすることが想定されます。そうなると鮮やかなカラーリングの意味がほとんどなくなります。
ここでiPhone5cの位置づけを考えてみましょう。
外装がポリカーボネート樹脂となり、製造コストはアルミ削り出しのiPhone5と比較しても相当下がっているものと思われます。
しかしながら機能はほとんど同じ。
つまりアップルとしても、コストのかかるiPhone5を製造販売するよりも、iPhone5cを販売したほうが収益性が向上することが見込まれます。事実iPhone5はすでに製造がストップしているそうです。
またiPhone5cのサイズアップにも注目です。
iPhone5cには専用のカバーが用意されています。このカバーをiPhone5に装着すると外観はiPhone5cと同じようになります。
機能も外装もほぼおなじ…。
ということにならないように、iPhone5cのサイズアップがされている(iPhone5には装着できない)のではないでしょうか?
それほど高機能でなくてもよいからiPhoneが欲しいとなると、iPhone5cが購入対象になりますが、私なら性能とコストを考えて現行iPhone5を買います。5cは廉価版と言われてますが、それほど…どころか全く廉価でもありませんし、そもそも廉価なのが良いという意識が高い方ならiPhone5を買うでしょう。
現在はMNPであれば本体タダどころか、現金までくれるような状況なんですから。
2013年11月追伸
iPhone5の在庫もそろそろ無くなり、一括0円案件のメインはiPhone5cに移行しつつありますが、これまた製造を縮小との情報もあります。アップルの黒歴史になりつつあるiPhone5c、ひとつ手に入れておいても面白いかなと考え中です。