Amazon

高齢者にはpovo2.0の通話かけ放題1,650円が最高と思う話

2021年末に母の携帯電話をpovo2.0の通話かけ放題プランに乗換しました。高齢者の両親をお持ちの普段親孝行できてない方に、おススメのプランです。

高齢者はよく話すしLINEをやっているとは限らない

若者世代はそもそも通話の機会も少なく、通話するとしてもLINEで済んでしまうことがほとんどかと思うが、高齢者ともなるとそんな簡単な話ではない。

  1. そもそもスマートフォンを持っていない
  2. 親自身がスマートフォンを持っていたとしても、通話する相手が持っていない
  3. 相手がLINEをしたことがない
  4. 面倒なのでLINEするなら電話しちゃうけど、相手は固定電話
  5. 迷惑電話対策でナンバーディスプレイ電話だとIP電話は使えない

などなど若者世代では当たり前と思われている常識が通用しないのである。母は意識高いのでさすがにスマートフォンは持って使っていたが、固定電話相手に通話してしまうと通話料が高額になるため、どう対応していたかというと…

  1. スマートフォンはsimフリーのiPhone11をアップルストアで購入
  2. 自身のWiFiルーターを貸与(母の通信費の負担はない)
  3. 固定電話への通話は3Gのauガラケーで月々2,500円くらい

という運用で伸ばしに伸ばして5年程度過ごしてきた。だがしかし、いよいよauの3G回線が終了とのアナウンスが来たので、どこに乗り換えるか問題が発生。

格安SIMの競争激化するも、通話し放題は大手キャリアしか選択肢なしだった

スマートフォン自体、一般的には若者向けがメインなため、データ通信においては菅前総理の強力な推進のおかげで各社競争激化し3GBでも毎月1,500円程度まで下がってきた。選択する格安SIM会社も多くあり、ここで困ることはないだろう。しかしながら高齢者は通話がメイン、となると大手キャリアしか選択肢がなく、それこそ通話し放題だと月4,000円~5,000円となり、どのように運用するかが課題であったが、このたびpovo2.0が通話かけ放題プランで1,650円と以前の価格以下のプランを出してきたため、このプランに乗り換えることにした。(ちなみに楽天モバイルなら通話料無料って話もありますが、Rakuten Linkアプリを使うとかWiFiに繋がっていると途切れるとか、まだまだ安定性は十分じゃないので今回はスルー。)

しかも従前のアナウンスによればau→povoの乗り換えはそれほどハードルは高くなく、auも他社へ乗り換えされるくらいならと、自社ブランドのpovoを位置づけているようにも見れる。今回は、auの3Gガラケーをpovo2.0へ乗り換えし、現在使っているiPhone11のeSIMで通話し放題を検討してみた。

2021年12月現在、いろいろハードルが高いau→povo2.0への乗り換え

povo自体がインターネット専用の回線とのことで、窓口等はないが、自宅に居ながら乗り換えが可能と、実家に帰省してその手続をしなければならない自分には、とても便利な乗換方法であるはずだったが、実際にはいろいろとハードルが高かった。

  • povoがメンテナンス期間中問題

なんと2021年の年末に掛けてauが新規・乗り換え攻勢を掛けていたからだろうか、安易なpovo乗り換えを阻止すべく、au→povoのかんたん乗り換えはメンテナンス期間とアナウンスされ簡単には乗り換えができなくなっている。しかもそのメンテナンス期間の終了日時は未定。au→povoへの乗り換えも他社乗り換えと同様にMNP予約番号の発行がマストとなっていた。えーい、仕方ない発行するか…と意気込むも…。

  • MNP予約番号を発行しようと試みるもネットワーク暗証番号不明問題

MyauからMNP予約番号の発行をしようとしても、ネットワーク暗証番号の4桁がわからない。そりゃ5年前に契約したガラケーの番号など74歳の母は覚えているわけもない。3回間違えると当日はロックが掛かり、翌日以降の手続きとなる。こうなるとauの窓口か、直接電話でMNP予約番号を発行するしかなくなった。

  • MNP予約番号発行するに電話するも、povoメンテナンスが周知されていないためMNP予約番号発行されない問題

とりあえず、電話にてMNP予約番号を発行することにした。オペレーターへつながるまで相当な時間を覚悟していたが、10分程度でつながった。そこでオペレーターに促されるまま、本人確認、番号確認、MNP移行先への質問に回答する。「povo2.0へ乗り換えます。」と伝えると、「auからpovo2.0への移行ならMNP予約番号は不要ですよ。」と番号発行の必要性がないことを伝えられる。おそらくpovoがメンテナンスでMNP予約番号発行しないと乗り換えができない点は、オペレーター内で周知されていない模様。自分が割って入ることで、なんとかMNP予約番号を発行することができた。このまま素直に、はいそうですか、と受けていたら振り出しに戻り、auのオペレーターはそう言っていると、迷宮入りするパターンだ。危ない危ない笑

povo2.0契約はアプリから実施、eSIMなら即日開通(時間内手続きで)

MNP予約番号発行されたら、あとはiPhoneでアプリをダウンロードし、そこから開通手続きが可能。本人確認書類と本人の写真撮影とクレジットカードの登録があるが、特に問題なく手続き完了。なんと言っても即日開通が良い。povoの開通は、基本料がゼロ円で契約スタートであとは、トッピングでデータ通信や通話し放題などを付与していく。今回は、通話し放題を1,650円でつけて契約。これで24時間365日通話が可能になる。ちなみにデータ通信も128kbpsと激遅であるものの、まったく通信できないことはないため、LINEくらいの文字送受信なら、WiFiルーターの持ち出しも不要となる。ここが意外に便利。(契約後にpovo回線でLINEの通話テストしてみたが問題ない様子。)

親孝行の一つに、povo2.0の通話し放題を!

と数多のハードルを乗り越え、通話し放題プランを契約することができたが、これをいわゆる高齢者と言われる世代にできるかというとほぼ不可能。ただ一度設定すれば、今回のようにシステムが改修され、使えなくなるまでは、安価で契約可能。どこに通話しようとau品質で定額、ぜひ普段、親孝行ができていない団塊ジュニア世代の両親におすすめしたい。

スポンサーリンク
336×280
336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280