エアジョーダンといえば、昔は5が1番カッコいいと言われてました。
実際5はもちろんカッコいいのですが、年を取るとあまりボリューム感のあるスニーカーは履きにくいんです。今の1番は4なんです!
オリジナルの発売は1989年
発売時私は小学6年生から中学1年生くらいですので、まだスニーカーにさほど興味がなかった頃です。本当にこんなデザインのスニーカーが田舎のスポーツショップで発売されていたのか疑問です。
こちらはオリジナルカラーに、スパイクリー監督の似顔絵がデザインされたMARSという復刻モデル、ヒールはジャンプマンロゴ
正直、このカラーのオリジナルモデルは当時売っているお店はもちろん、履いている人も見たことがありません。私にしたらかなり謎です。
プラパーツが多用されていて、今見ても斬新なデザインですが、当時はエアジョーダン2、3の販売不振により、フライトラインに統合される危機にあったとか。
ちなみにナイキはガード向けのフライトラインと、フォワード向けのフォースラインがありました。
確かにベロにはflightの文字がありますし、ソールは一般向け廉価モデルのエアフライトと共通しています。
ベロ下についたflightの文字、箱にも同じくプリントされました
この4が爆発的に売れて、改めてジョーダンブランドが確固たる地位を築いたと言われています。
ちなみにAIR JORDANの文字が逆さまなのは、ベロを折り返して履くスタイルが黒人の間で流行したためと言われていました(本当か?)
私がスニーカー好きになった中学2年から高校生くらいのとき、毎日のように通っていた古着屋でもなかなか見ない4でした。ようやく白青のフットロッカー別注が26.5のサイズで売ってましたが、ユーズドで確か4万近い値段で、もちろん買えるはずもなく…
その後ブームが一段落して、白灰のユーズドが29800円で売ってたので、買ってしまいました。(今も所有してますが、一度も履くことなくソールが加水分解…泣)
復刻が出たときには、黒を即買い。そのときの定価が15000円でした。それにしてもこういったモデルが普通に買える値段で発売されるのは、ありがたいことです。
この復刻もポリウレタンソールなので加水分解してしまうため、売却してしまいました泣
実際履いてみると、スニーカーのボリューム感は、この4が限界で、5になると少しカットが高くなり、気になってしまいます。
マイケルジョーダンがNBAのカンファレンスファイナルで、毎年デトロイトピストンズにジョーダンルールで苦しめられていた頃に履いていたシューズです。ちなみに今のNBAでもシューズの色をチームメイトで揃えることがありますが、その走りはジョーダン率いるシカゴブルズがこの黒を1989年プレイオフで始めたと記憶しています。
後にバスケットボールの神様といわれるジョーダンでさえもバスケットボールという仕事で悩んでいたんだろうなぁと思って履いてみると、感慨深いものですね。
2015/9/5追記
映画ホワイトハウス・ダウンで大統領役のジェイミー・フォックスがこのシューズを履いていましたね。スーツにネクタイ、正装姿にエアジョーダン4。これが似合っちゃうのがすごい。