この記事はiPhone6sの64GBをドコモで運用する場合と格安simを組み合わせた比較をしたものです。
巷ではiPhoneSE発売が少し話題になっていますね。iPhoneSEはiPhone5sの買い換え需要に応える、というのが狙いかどうかわかりませんが、4インチモデルは歓迎したいとこです。でも4インチ私が買うなら同じ64GB比較してiPhoneSE64,800円じゃなくて、iPod touch36,800円買います。めちゃくちゃ薄いんですよ。GPSは付いてないけど、それでも安いしね。
前回の記事にて格安simに乗り換えると書いていたときに、同じタイミングでiPhone5sに乗り換えていた知人から、どうすれば良いか教えて欲しいと連絡がありました。料金で言えば格安simなんでしょうけど、どの程度違うのか、しかもそれなりにハードルが高い格安simに乗り換えるメリットがあるのかどうか検証してみようと調べた結果を載せておきます。ちなみに知人は独身なので家族割などは無しで考慮、端末はiPhone6sが良いとのことで64GBを選択した場合の例で。
ドコモのiPhoneシミュレーターで金額確認
ドコモのiPhone料金シミュレーター。iPhone6sの64GB、機種変更で計算すると9,180円という驚くべき結果。ちなみに新規も同様。毎月5GBにボーナスパケット1GB、合計6GB使える。
ドコモならではのメリットとしては
①24時間誰とでも話し放題
②安定した通話通信回線
③ドコモのWiFiスポットが使える
④窓口が全国のドコモショップ
⑤端末故障した場合は代替機有
でしょうか。
対してデメリットとしては、
①料金が高い
②2年縛り
③simロックされたiPhone6s(解除はできるが)
2年、24ヶ月使うとなると
9,180円×24ヶ月=220,320円
となる。
それにしても高くなりましたなぁ。大学生の時に初めて契約したドコモのガラケー、N502iは月々4,000円くらいだったけど、今や倍ですね。そりゃ安倍総理も高すぎだろっ!とツッコミを入れたくもなる。話し放題プランしかないのも厭らしい。LINEでのコミュニケーションが多いのに、時代に逆行させて高額料金請求。高齢者は確かに通話、ってケースが多いのもわかる。なら2プラン用意すれば良いが、それもなし。選択肢狭すぎだろっ!
Appleストアでsimフリー版購入と格安simの組み合わせ
Appleで購入する場合のiPhone6sの64GB。もちろんSIMフリーモデル。24回ローンにしても金利負担なし。98,800円は税別なので税込計算すると106,704円。
106,704円÷24ヶ月=4,446円
ドコモ版のiPhone6sの64GB。少し安い。iPhone6sのキャリア版は別途手数料3,000円支払ってsimフリー化も可能なので、少し安いキャリア版を購入して持ち込みsimフリー化するって手段もアリか。
mineoの料金体系。こう見るとオススメは3GBかな。1,600円は税抜なので、税込にすると1,728円。
合計すると、
4,446円+1,728円=6,174円
メリットとしては
①料金が安い
②通信品質としては劣る
③WiFiスポット無し
④解約違約金無し
⑤simフリー
デメリットとしては
①サポートは端末はAppleストア、回線はWeb
②通話料別途
③それぞれの手続きを自分で行う
都内にいればアップルストアへ行くのもそれほど大変ではないが、田舎だと郵送手続きになりますね。
2年、24ヶ月使うとなると
6,174円×24ヶ月=148,176円
通話は従量制となるので、話せば話すほど料金が上がっていく。っていうけど、無料通話もあるし通話し放題が必須でもないだろう。
差額を払うだけのメリットを見出せるかどうか
ドコモ契約220,320円-SIMフリー版+格安SIM148,176円=72,144円
2年間でこの差額となるわけで、あとはこの差額を払うだけのメリットを見出せるかどうか。営業マンのように良く話す方ならキャリアでの契約はメリットが大きい。私も一時期通話料で25,000円くらいになってたなぁ。逆にほとんど話さないなら格安simが良い。ちなみにドコモでの契約は2年縛りが2年ごとに無限に続きますし、2年以上使えばもちろん料金も大きく乖離していきます。
金額的には言うまでもないけど、あとは格安simとアップルストアからsimフリー版iPhone6sの購入手続きができるかどうかも大きなポイント。やってみると、結構面倒。結局このあたりの面倒な手続きを独りでできない場合は、教えてくれる詳しい人が近くにいるかどうかで、検討の対象になるかどうか、ですね。あー、それにしても一括0円なくなるって痛いっすなぁ…。
人気のある格安sim。