バンコクの2日目。バンコクといえば寺院巡りだということで、朝早起きして出掛けることに。目的地はワットプラケオというタイで最も格式が高い王室寺院。と思ったらまんまと観光詐欺グループによるワナに…。その顛末を…。
涅槃像
朝食からスタート
朝は6時からブレックファーストタイムでした。中級ホテルのブレックファーストなので他と比べたわけではありませんが、普通って感じですね。
タイっぽさもなく、いつも食べているようなチョイスです。スープが美味しかったです。
朝食を終えて、早速駅へ向かいます。この時点ではまだ電車しか移動手段使っていません。
ホテルの近くには2駅隣接していて、エアポートレイルリンクのマッカサン駅と、MRTのペッチャブリー駅です。何度見ても覚えられない駅名です。写真中央には警察官のマネキンが。朝7時くらいの様子。
MRTの終着駅へ着きました。ここからの移動手段をどうしようか考えましたが、朝早起きしたので、まだ7時ちょっと過ぎくらい。目的地へ歩いても40分くらいとGoogleマップが教えてくれるので、思い切って歩いてみることに。通信手段持っていると心強いです。おおよその方角がわかるだけでも十分。
日本人はまったくいません。むしろお前誰だ的な視線を感じまくります。現地の匂いを感じつつおかまいなく歩きますが、それにしてもGoogleマップすごい。迷うことなく目的地へ連れて行ってくれます。
なんだかわからないけどタイっぽい像がありました。
朝の屋台もたくさん出ていました。なかなか写真を面と向かって撮れませんでしたけど。こういう風景が観れるのは、ツアーでは味わえないのでイイですね。
川は緑に濁っていろんなゴミが浮いていました。
大渋滞の道路を横目に40分歩いてみたら、いろんな景色が見えました。あっと言う間に目的地のワットプラケオへ着きました。それでもまだ8時半でした。
観光サギ?に声をかけられた
ワットプラケオの建物の横に着いて疲れて座っていると、ポロシャツの兄さんが声をかけてきます。「おー、どうしたんだ。どこから来たんだ?どこへ行くんだ?」そんな感じだったように覚えています。話していると、ワットプラケオは今日は午前中礼拝で休みらしいと。なので午後13時まで4時間くらいあるぞと。(あとでわかりますが、これ観光詐欺の典型的手段です)
うーん、ガイドブックには8時半から絶賛営業中と書いてあるのですが…。まぁいいや、適当に時間を潰そうと考えていました。
すると兄さん、ガイドブックをよこせと言い、さらさらと何かを書き始めます。まずはここから近い港へ行って、船に乗れと。お前も知っているだろう、水上マーケットだ。そして船で川を廻ったらそのあと仏像周り、そしてテーラーへ行くんだ。仏像を3つ廻ったらちょうど時間で、ワットポーに着く。これで1500バーツ、近くのトゥクトゥクをチャーターして100バーツ、これがいい。
勝手に私の観光ルートを決め始めて、値段まで交渉するという。最初からグルなんじゃないかというくらい近くのにトゥクトゥクが停車中。トゥクトゥクの兄さん(あとで聞いたら36歳)に交渉したから、これに乗れと。
そして突然トゥクトゥクに乗ることになりました。まぁいいかと、開き直り、早速乗り込みます。100バーツが高いのか安いのかもわかりませんが、チャーターで100バーツ(およそ300円)ならまぁ安いかなって感じ。
後でわかりましたが、このトゥクトゥク兄さん、スーツ屋好きでしょうがない笑
その様子は後編に続きます。