人形町と小伝馬町は隣駅で歩いても5分くらいなので秋葉原方面に行くときは小伝馬町、銀座方面に行くときは人形町と使い分けています。今回は小伝馬町が最寄り駅となる天ぷらの秋山でランチをしてきた話を。ちょっと辛口かもしれません…。
秋山の場所は小伝馬町駅から1分くらいですかね。この看板が目印。今回2回目の訪問です。
ランチ900円のサービス天丼
見えてきました、店構え。年季が入っています。どうもこの雰囲気、天ぷらっちゃ天ぷらですが、寿司屋っぽくないですか?(店内に入ってわかりましたが、かつて寿司屋を経営していたようです。)
寿司屋もそうですが、店内が見えないので正直入りにくい。2回目の訪問とはいえ、前回訪問からかれこれ8~9年くらいが経過しているので私も店内の様子については詳細はよく覚えていません。
ランチタイムは11:00~14:00。今回はこの看板にもあるようにサービス天丼900円を注文する予定です。
店内の様子。お客様はいませんでした。ご主人と女将さんらしき方が2名。私が入るなり驚いて準備を始める…。(それほど流行っているわけではないので仕方ないかもしれませんが、くつろぐなら見えない奥でいて欲しかったですが。)カウンターに座りました。
写真では見えにくいかもしれませんが、壁に貼ってあるチラシからすると、定期的に天ぷら教室を行っているようです。これは面白い取り組みで、地域の方々とつながりもできて良いですね。機会があれば行ってみたいです。
サービス天丼を注文して、すぐにお新香が女将さんより提供されました。可もなく不可もなし。
お新香の次がこのお味噌汁。これが煮立っているんですよ。お客様が他にいなかったので、急いで火を入れたのかもしれませんが、これはいただけません。
次に提供されたのがこの冷奴。写真で見てのとおりですが、ネギが散らばっていますよね。冷奴では味の違いはそれほど出せないと思いますが、ネギの散らばりっぷりはなんとかなるでしょう。少しの手間で大きく違います。お味噌汁に続いてちょっと残念。
いよいよ天丼の提供。ここの天丼は、カリっとした具合ではなく、甘めで色が濃い目のタレがかかった天丼です。なので衣はしっとり感あふれています。これはこれで好きな人は好きかも。私も特に嫌いじゃない味付け。
しいたけ、イカ、キス…。あとなんだか忘れました…。ここでしか味わえない独特な天丼でした。
てんぷら秋山で昔、すごく感動したこと
実は前回伺ったときに、とても感動したことがありました。それが「天丼のご飯の盛り方」でした。ここの天丼、昔はご飯で山を作っていて、そこに立てかけるように天ぷらを載せていたんです。まっ平らのご飯ではなく、山状にすることで見た目を良くしていたんです。やはり巷によくあるファーストフード店とは違うなと。これぞ日本の文化だと。今回再訪でその感動を味わいたかったのですが、残念ながらご飯は山状ではありませんでした。
お味噌汁、冷奴、ご飯の盛り方、ちょっとの違いですが「そのちょっとした違いでまた再訪したいかどうか」が決まったりすることもあるかなーと。期待を込めて。