久しぶりにスニーカーを買ってみた。うちの靴の収納スペースはかなり大きいのだが、正直言って数が多くて置く場所はすでにない…。にも関わらず買ってしまったのだ。これはある意味、病気(スニーカー病)との戦いでもあるww。
購入したスニーカーはエアトレーナーマックス91。その名の通り1991年に発売されたトレーニングシューズである。なぜ今このスニーカーなのか…、答えは誰もわからない。突然のインスピレーションだから。
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エアトレーナーマックス91
このイエローとグレーの組み合わせ、最高です。
1990年代のスニーカー
ゴールドのNIKEマーク、刺繍です。
1991年というと、バブルが終わるか終わらないかという時期。私はその時高校一年生。毎日ホットドッグプレスとBoon読んでた記憶しかない。
その頃はエアジョーダンやジーンズに始まる、ビンテージブーム真っ盛り。エアジョーダンのレアカラーは1足10万円~、リーバイスのジーンズで501xxは20万~30万なんて当たり前の世界。もちろん買えなかったけど、頑張ってリーバイスの506xxのファーストと呼ばれるGジャン(今でいうとこのデニムジャケット)は10万円で買いました、はい。1960年代のデニム生地なのでペラッペラ、なのでまともに着れないw。すぐに売りましたね。
世間はバブル景気に浮かれていて、高校生の自分には関係ないと思っていたが、今考えるとそういう部分で影響あったんだなぁと。今時スニーカーやペラッペラのGジャンに10万円って中国人でもなかなか出さないだろう。でも当時は渋谷を中心に多くの古着店が乱立してブームができていた。
そんな時代に発売された本モデルであるが、レギュラーモデルなため特にプレミアが付くわけでもなく普通に買えた。いま見るとデザインもカラーも斬新。
ハラチフィットシステム
1991年はナイキにとって新しいモデルエアハラチの発売した年であり、このエアトレーナーマックス91にもインナーブーツとしてハラチフィットシステムが採用されている。足を包み込むそれは紐なしでも、かなりのフィット感を得ることができた。もちろんエアジョーダンにも採用されて、6、7、8、9とハラチフィットが続いた。
ストラップ
さらに足全体をフィットさせるべく、このエアトレーナーマックス91にはストラップが付いているが、実用性があるのかは疑問。デザインとしては特徴的。ただ、そのあとに採用されなかったので機能的にはそれほどでもなかったんではないかと推測。
通気性
エアジョーダンでもそうであったように、一部はメッシュになり通気性の確保がされている。イエローのスオッシュが90年代を強く感じさせる。合成皮革とメッシュでも十分な強度が保てるようになったんだろうか。
サイズは10を選択。ハラチフィットシステムのためか、大きさを感じない。むしろ9 1/2だと小さかったかもしれない。製造は中国。箱デザインが80~90年代のNIKEを思い出す。
最近は本物の証明にもなる黒タグ。残念ながらトレーニングシューズではなく、カジュアルシューズという位置付けになっている。ちょっと寂しい。よく見るとエアトレイナーマックス91なんだな。
ちょっと前に色違いでボージャクソンモデルが発売されていたが、やはりエアトレーナーマックス91はこのグレーとイエローのオリジナルカラーがよく似合う。高校1年の時には同級生の富田君が履いていたが、彼元気かなぁ。毎日のようにゲームセンターに行っていたけど…。
今回はヤフオクで購入したため、定価は14000円するのが6800円、約半額で入手できた。ヤフオク万歳。発売は2014年7月と昨年の夏モデルだが、このカラーリングならこれからの季節でも問題ないかと。
早速履いてみたけど、軽くて履き心地抜群。つま先も締め付けられてる感覚なくていいですわ、コレ。