上野公園に出店されていたエジプトめしのコシャリ屋さん。思わず懐かしくなっていただいてみました。(新婚旅行の思い出とともに。)
日本で唯一の移動式コシャリ屋さん。
コシャリとは?
Wikipediaより引用いたしますと…
コシャリ(كشري)は、エジプトの料理の一つ。
米、マカロニやスパゲッティなどのパスタ、ヒヨコ豆、レンズ豆をミックスし、揚げた玉ねぎとトマトソースをかけた料理で、酢と辛味ソースをかけて食べる。価格も安くエジプトの庶民に親しまれている。
このコシャリ、ほとんどの方は聞いたことすらないかもしれません。実は私、新婚旅行がエジプトだったのでコシャリ経験アリでございます。
もちろんピラミッドにも行きました。中にも入れるチケットをもらって中にも入りました。浴槽のような箱があったwwwのを思い出します。暑かったなぁ。
ベタなスフィンクスも見ましたよ。当時は工事中でした。
スフィンクスの視線の先にあったケンタッキーフライドチキンにも行きました。肉の味は覚えてないですが、ドリンクのペプシに氷がまったく入ってないことは強烈に覚えてます。
あまり記憶にないエジプト料理。辛いわけでもなく、肉でも魚でもなく…。とにかくインパクトに欠ける印象。
地元のタクシーの運転手に教えてもらったコシャリ
現地では観光詐欺に遭いまくりまして、もうエジプト人シンジラレナイヨ!となっていた時に知り合ったタクシーの運転手。この方が本当に良い人。料金は安いし、いろいろ教えてくれるし。チップはドーンと弾みました。ちなみにエジプトはメーター制ではなく、言い値で交渉します。これが厄介なんだな。
カイロのコシャリ人気店、アブトレック。ここにタクシーの運転手さんが連れてきてくれた。現地での人気店。観光者向けじゃないから価格も現地価格。確か日本円で50円くらいだった。
※なんと写真なし…(;゚д゚)エジプト滞在中に2回くらい食べたかな。日本人の口にも良く合う味付けで実に美味しかったです。
上野公園に出店のコシャリ屋さん
上野にある国立博物館に行ってきた帰りに目にとまったのがきっかけ。コシャリ自体、東京で食べる事なんてないですからね。
ふと目に止まった移動式のコシャリ屋さん。結構人気らしく常時2〜3組くらいの行列。
日本では食べる機会のほとんどないコシャリ。そもそもエジプト料理を食べられるお店も知らない。上記のとおりインパクトに欠けるからか?!
酸味のレモン汁と辛味のホットチリ。あとからお好みで追加するそうです。現地には無かったようなシステム。
これがコシャリ。チーズコシャリとノーマルタイプがありましたが、今回はノーマルタイプ700円。トマトソース、パスタ、レンズ豆、ヒヨコ豆、フライドオニオンで構成されている。さらにピクルス。
食べ方として、まずはよく混ぜます。現地のコシャリも似たような紙の入れ物だったなぁ。
こんな感じが完成型。まずは一口いってみると…。
普通に美味い!
この食材の絶妙な混ざり具合、これ最高。
レモン汁とホットチリを投入して混ぜ、さらに食べます。それほど辛味の強いチリソースではありませんでしたので、美味しくいただけました。
ポイントはトマトソースか?
食材は特に珍しいものでも無いため、自作しようと思えば可能かもしれませんが、この上から掛かっているトマトソースが絶妙。おそらくただのトマトソースだと酸味が強すぎるため、マイルドに加工しているよう。これが全体のバランスをうまく取りまとめてこの美味しさを醸し出してますね。
私がエジプトに行ったのはもう10年も前の話ですが、今日食べたコシャリでその当時の様子が思い出されました。またエジプト行きたいなぁ。