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赤峰幸生先生をリスペクトして買ったコットンスーツはこちらです

赤峰幸生先生にハマっておりまして、人生初のコットンスーツを買いました。といっても、標準体型とは少々離れてるため前回同様に、スーツではなく、ジャケットとパンツをそれぞれ別に購入、その生地が同じものを買ったのであります。

なぜコットンスーツを買ったのか

ちょうど一年前にスーツの記事を書きましたが、やはり季節の変わり目にはなんとなくスーツが欲しくなりますし、お店でも新作スーツってのを出していますよね。夏と言うとネイビージャケットにグレーパンツ、所謂ジャケパンスタイルが主流ですが、それもさすがに飽きたわけで、今回はちと趣の違うものにしたのです。

最近よく観てるYouTubeチャンネルはForzaStyle。

ここに日本のジェントルマンこと赤峰幸生先生が出ておりまして、いろいろと教えをいただけます。「パンツのクリース(センタープレスのことですね)が入っていないサラリーマンは無様」と申しております通り、良いものを着るだけではなく、その着方も大事、歴史を知る事も大事、奥が深い。わたくしもパンツとハンカチには毎日アイロンをかけてます。ワイシャツはクリーニングですが、ノリなしは価格が上がるので実践できてません。

そんな赤峰先生がオススメする夏のスーツはコットンスーツ。今まで何度か購入しようと思ったのですが、明るすぎるソラーロの色が合わないとか、着ないかもしれない、なんて事でなかなか手が出せませんでしたが、この度購入に至りました。2年前のスーツでセールで安かった、というのがその一番の理由ではあります。いつもの通り裾丈と袖丈のお直し代含めても当初定価の半額。2年位前なら、大きく流行から外しているわけでもなく、今着てもまったく違和感なし。2年前というと、クラシック回帰、イタリアをベースにイギリスの雰囲気が乗ってきたスーツが流行りだし、チェンジポケットとか腰回りゆったりのタック入りパンツとかが出てきた頃。今回買ったスーツはチェンジポケットもなくノータックではありますが、全体のバランスは悪くない。値段の次に気に入っている、肩パットの無い柔らかい肩のラインも相まって、イタリアの雰囲気抜群、残念ながら着る私は日本人であり、見事な胴長短足ではあります(笑)。

にしても最近のスーツは吊るしの既製品でも肩パットが薄くなってきました。変なオーダーするくらいなら、既製品をお直しするだけで十分に対応できます。

コットンスーツの楽しみ

赤峰先生の記事がコチラ↓
http://j-gentlemanslounge.com/author/y-akamine/page/2

先生のリベラーノ&リベラーノのコットンスーツはなんと20年着込んでるそう。さすがです。このくらい着込みが必要なんですね。本来なら明るいブラウンが良いんでしょうけど、今回は会社に着て行くので、無難なネイビーに。生地はオルメザーノ製。オルメザーノ社は、1924年イタリアのビエラ地方、ヴァレ・モッソに創業リネンやコットンといったカジュアルな素材も取り扱っており、スーツだけでなくジャケットでも定評があるそうです。オーダースーツなら生地から選びますが、既製品は結果この生地、な訳でして、それもまた悪くなくて、購入するまでオルメザーノなんて会社知りませんでしたが、やはりイタリアンファブリックの聖地、ビエラ地区にある由緒正しい企業だと初めて知りました。このビエラ、一度は行ってみたいですね。

生地で夏場を涼しくする

最近のスーツは、機能性生地が主流で日本の企業の独壇場。触り心地はさらりとしていてドライ、シワにもならずに値段も安い、それはそれで一つの評価ですが、そうなるとほぼポリエステルで作られているので、ザラザラとして着心地は良くない。天然素材にこだわる落合正勝氏の教えの通り、機能性生地の選択肢はありえませんし、赤峰先生も同様に天然素材が良いと申しておりました。

コットンスーツは着てみると確かにサラっとした色も明るめのネイビーのため、見た目にも着心地にも涼しい。これが季節感というものですか。日本のサラリーマンをディスるわけではありませんが、没個性の暗い色のスーツを真夏でも着続けるのは無粋。

とりあえず蘊蓄は置いといて20年着込みましょう

先に紹介した赤峰先生のように、長く着込むことでコットンのヤレ感が出て良い味になると期待、それほど尖ったスタイリングではないデザインですから20年はわかりませんが、長いこと着れるのではないかと思っています。おっと…その前に20年着込むためには、体型維持が何より必須ですね。

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