Amazon

人生初の肝生検検査入院体験

10年ほど前から、少しおかしかった血液検査結果ですが、ここにきて肝機能の数値が基準値の数倍高い値になり、再検査を繰り返して、最終的には検査入院をすることになりました。肝生検検査入院体験記です。

検査入院は都内の大学病院

かなり端折りますが、今回は2つの大学病院を受診してまして、1つ目の病院から難病の可能性を指摘され、2つ目の病院をセカンドオピニオン的に受診し、検査入院を持って難病確定(予定)という流れになりました。1つ目の病院からは検査入院2泊3日と言われてましたが、2つ目の病院からは1泊2日で良いとのこと。このあたりの考え方はそれぞれかな。

ちなみにセカンドオピニオンってのは自費診療になるので、かなり高額になることを初めて知った。今回はセカンドオピニオンとせずに転院扱いとしたので、無事に?健康保険適用となりました。

ご覧の通り、相当高額なセカンドオピニオン費用。病院への伝え方を間違えると大変なことに…。

入院前日

検査入院の目的は肝生検、検査は1泊2日の予定だが前日になるまで部屋がどうなるかわからないと告げられる。1泊2日だし、大部屋希望してたのですが、どうも病院事務の方から強く「別途費用が発生する個室も希望して欲しい」との要望を受けて、仕方なく4人部屋も可能としておく。1泊税抜6,600円、2泊扱いなのでその倍かかる計算。ただ寝るだけなので、出来ればそんな費用は掛けたくなかったが、結果として個室の方が良かった理由は後述します。

病院から電話連絡があり、重病個室を費用なしで使えることになりました。

入院当日

10時に指定の病院へと向かいます。必要な持ち物は、

①テッシュ(コンビニでも買える)
②スリッパ(コンビニでも買える)
③充電器類
④ウェットテッシュ(コンビニでも買える)
⑤パジャマ(借りられる)
⑥着替え(下着や靴下など)
⑦歯ブラシ(コンビニでも買える)

行ってみると、持参して意味のあったものとなかったものがはっきりする。例えばタオルは不要だが、上記スリッパやティッシュは必要。病院には24時間営業のナチュラルローソンがあって助かりました。新型コロナウィルスの影響が出る前で、テッシュは売ってました。

入院当日に、多くの検査をするので、入院開始時点で気が重いのですが、流れ作業だと思って淡々とこなす。ちなみにお昼は無しで、点滴のみで夜まで過ごします。入院事務手続きが終わったら、以下のメニュー。それぞれ詳細に見ていきましょう。

検査詳細

入院着に着替えてしばらく待つと、さっそく当日と翌日の流れを事務、看護師より伝えられ、以下のメニューをこなす。

①血液検査

10時に入院手続きを済ませると、早速部屋で血液検査をされる。退院時にも血液検査を実施し、大きな異常がなければ退院となる。このときはいかにも大学病院の研修医らしき人が採血してくれた。

②点滴

血液検査と合わせて、点滴を実施。何故点滴をするのか聞いてみると、当日のお昼から夜にかけて飲食ができないためだという。ちょっとげんなり。点滴を付けると、どこか症状の悪い人に見えるから不思議だ。

③レントゲン

一般的なレントゲン撮影を実施。時間にして数十秒で終了。

④心電図

一般的な心電図検査実施。こちらも時間にして数十秒で終了。

⑤MRI

今回の検査で、結構しんどかったのが、このMRI。人生において3度目のMRI検査なので、勝手知ったるものであったが、今回は胸に共鳴するシートを装着して、震わせて撮影するというオプションが付いていた。何がつらいって、花粉症で鼻詰まり中に、息を10秒止めること。時間にして30分は続いた。

いよいよ肝生検開始

それは突然やってきて、MRI終了後、少し外の椅子でお待ち下さいと待っていたら、看護師登場。「このまま肝生検やっちゃいますね。」と突然告げられる。心の準備もないままに、処置室へ連行された。

⑥肝生検(併せてCT)

そこには、研修医と思わしき人たち含めて7~8名がいる部屋で、狭いベッドのようなものに載せられる。もう気持ちはまな板の上の鯉、どうにでもなれいと思っていた。主治医は、その道の権威らしく年齢にして50代後半か、実際に生検するのは、研修医よりは年齢上のハンサムなイケメン医。軽く挨拶をすると、主治医から、「しっかり麻酔しますから、大丈夫ですよ。」と当たり前なことを言われる。事前に聞いていた所要時間は30分程度、16時から開始された。

まずはCTで、何度かMRIと同じく「息を止めてください」と言われる。自身でもCTの画像を観ることができる。場所は右脇腹のあたり。そこを針でひと刺しするのか…と痛そうだなとばかり思っていた。一通りCTの撮影が終わると、消毒が始まる。この消毒がとても冷たく広範囲に3度塗りされるという。アルコールなので温めることもできないだろうが、これは今回の検査で一番改善してほしいことであった。その消毒が終わると、いよいよ麻酔が始まる。2度ほど注射針を入れられた感じがあったが、2度めの注射が終わると、すでにその周辺箇所の感覚はなくなっていて、イケメン医の「いかがですか?触られている感覚くらいはありますか?」との質問に、「まったく感覚ありません。」と回答した。組織を採取する機器は、バチンと大きな音がするのでびっくりしないでくださいと注意される。

そしてついに針が刺さるのだが、感覚がないので、なんとなく入っているような感じ。イケメン医から「そこで息を止めてください。」と言われて息を止め、大きなバチンという音とともに、採取が終わる。そのバチンは、少しであるが、ボディブローのように臓器に染み渡る鈍い音であった。思わず「うぅぅ」と唸る感じだったが、「これで終了です。」との一言に救われた。

⑦4時間安静

採取が終わると、看護師の皆さんによる部屋への大移動が始まる。自分自身はベッドの上で横たわるだけで、あとは看護師の皆さんによって移動されていく。人の手によって医療が執り行われていることを感じた瞬間であった。

自身の部屋に戻ると、あとは4時間安静にしてくれとのこと。スマートフォンだけは手元に置いてもらい暗い部屋で待つことにした。4時間はスマートフォンで適当に時間潰しと、少し熱があったので点滴に解熱剤を入れてもらいウトウトしながら過ごす。トイレは車椅子移動になるというので、我慢した、というか水分補給は控えていたので問題なかった。

4時間が経過し、移動できる体制になって、冷めた入院食を口にした。空腹に食べる入院食は、味が薄いけど、なかなか美味しかったのでありました。

検査が終わって…

検査終了後は入院食を食べたら21時過ぎ。特に制限もなかったので、待合室のような場所へ移動、糖分が欲しくなり、コンビニでアイスを買って無駄に綺麗な夜景を見ながら過ごした。その際に、偶然にもマスクが売れ残っていて、購入することができた。病院のコンビニは夜になると一般の方は入れないから、運が良かったかな。

就寝して、3時ごろにいつものモーニングアタックで目を覚ます。花粉症の薬を飲み忘れてくしゃみが止まらない。個室じゃなければきっと周りの患者を起こしてしまっただろう。この時に個室の良さを知った次第。

翌日の様子

翌朝、少し発熱があり点滴に解熱剤を投与してもらう。新型コロナウィルスやインフルエンザが流行している時だったので、もしやと思ったけど、血液検査結果ではウィルス性ではないでしょうとの判断。退院が確定し、身体に良い病院食を食べて、10時に晴れて退院となりました。

気になる医療費は?

入院から退院まで、かなりの医療従事者の方々にお世話になり、日本の医療機関の素晴らしさを感じた2日間でしたが、気になるのはお会計。

合計金額 35,360円
内訳は
入院料等 360円
検査 4,800円
病理診断 2,310円
診断群分類(DPC) 26,973円(ここが上記の検査の総合計費用)
消費税 920円

やはり健康保険は相互扶助のよく出来た制度です。保険証があれば3割負担と簡単に考えずに、未来永劫サスティナブルなシステムにしていく必要があると思います。本当に必要な医療と、なんとなくあればいいなの医療、どちらも変わらない費用が掛かります。そこをよく考えて医療機関の受診が必要と切に感じました。

肝生検を終えて

今回は2日間の肝生検を経験しましたが、この2日のために家族と仕事関係者の皆さんの調整、主治医から関係する医療従事者の皆さんの調整といろんな方々のチカラがあって無事に終えることができました。採取された検体は、現在複数の医療機関にて分析されており、結果は現時点では出ていません。どんな結果でも、強く生きる、ということを諦めてしまったら、この検査入院に関わってくれたすべての人たちと国が負担した税金を拠出したすべての国民の皆さんに申し訳ないなとまで思います。また結果が出たらブログに書こうかなー。

スポンサーリンク
336×280
336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280