3日目。日中は34度とかなりの気温上昇となりました。今日は昨日行けなかった国立博物館と、家族へのお土産を見に行くことに。またまた観光詐欺に狙われる事態に…。
目指すはプラティナムファッションモール
目指すはガイドブックに書いてあったカバン屋さん、プラティナムファッションモールです。数駅乗り継いでようやく到着。
colorfulと言うお店です。MBKにもあったので有名なショップなんでしょう。女性向けのお店です。
1つ370バーツですから、1200円くらい。日本的には安いんでしょうけど、こちらの相場観からするとどうなんでしょうか…。
まだ小さい娘用に。素材はビニールですが、値段はやはり370バーツ。
家族からタイっぽいTシャツを要望されていたので、適当にタイ風なのを。2枚だけ買おうと思ったら、おばちゃんが4枚で迫ってきます笑。結局4枚で650バーツ。1500円くらい。安いか高いかこれもわからず。(他の店では1枚129バーツ…。最安ではなかったですね。)
とにかくTシャツ屋の多さが半端ない。タイは東京の真夏の日がずっと続いているような気温らしいので、Tシャツ市場が熱いんですね。偽プリントも多いです。
狙いのカバン屋のあったプラティナムファッションモール。渋谷の109みたいな感じで、女子高生くらいの年齢だとズバリのアイテムばかりでした。おじさん一人で行く場所ではありません…。
とにかくTシャツだらけの通りに迷い込みました。ひたすらTシャツが売っています。そりゃよく考えて見れば一年中暑いタイですからTシャツはマストですね。
雑居ビルにお店が所狭しと並んでいました。これじっくり見てたら何時間あっても足りないです。奥さんと来たら大変な場所だと思います。
カバンを思ったより買ってしまったので、ひとまずホテルに置いてこようと思い、一時帰宅。その途中でいつかは食べたいと思っていたフライドチキン発見。胸の部分とモモの部分を買いました。50バーツなので150円くらい。これが相当美味い。ころもはバリバリしますが、付属のタレを付けて食べます。
日本でもよくあるタレです。甘辛い感じのですね。
これまた途中で見つけたおもちゃ。組み立てて遊びます。2つを合体するとまた違った遊びができるとか。息子用に2つ買おうと思ったら、3つで260バーツだということで、250バーツで手を打ちました。750円。
ホテルに戻って、再度、国立博物館を目指します。最寄り駅から今回の移動は電車、トゥクトゥク、バイクを使ったので、タクシーに決めていました。メーター表示のあるピンクのタクシーを停めます。国立博物館をお願いして走り出します。
35バーツが基本料金で、距離や時間によってメーターが動く仕組み。基本の35バーツを確認しました。
何やら電話する運転手
国立博物館がわからないタクシー運転手はいないと思いますが、何やら私が乗った途端に電話し始めます。言葉がわからないのですが、後でわかりました(結局、また観光詐欺)。
高速に乗ったりする運転手がいたりするという事前情報があったので、Googleマップを見ながら、方向を確認していました。
すると、ちょこちょこと遠回りをしていることに気がつきます。大きな通りをまっすぐ行けばよいだけなのに、わざわざ狭い通りをくぐり抜けて、あっち曲がったりこっち曲がったり。ただしメーターは数バーツしか上がりませんので、数十円の話…。それにしてもGoogleマップは便利です。こういう行為も見抜けますし、徒歩でいろんな目的地に迷わず行くことができちゃいます。
細かい遠回りをされつつ、到着した国立博物館。
またまた現る観光詐欺グループ
国立博物館の前に到着したと思ったら、座っているおじさんに声をかけられます。「国立博物館の看板はこれだ、よく見ろ。そして入り口はあっちだぜ。」と国立博物館の入り口とは反対側へ案内されます。この時点で怪しい香り…。
そして連れて行かれたのが、国立博物館の横にある国立劇場。そして現れたのが白いポロシャツを着た兄さん。この時点では、国立博物館の職員と完全に信じています。
兄さんは巧みな英語で、「今日は国立博物館は午前中で終わりだ。特別な日で午前中までなんだ。明日の朝にまた来い。日本人のガイドがいる。早稲田大学のガイドだ。ここは休みだが、今日はラッキー仏陀の寺院が無料だ。日本人はみんなそっちへ行く。君も行けばどうだ?そのあとは、スーツ屋へ行っている。タイの生地はスゴイんだ。」
…。この展開はまさか…昨日と同じ展開。逆にスーツ屋の話が出なかったら気がつかないかもしれません。
「政府のトゥクトゥクを君は知っているか?よーし、教えてやろう。このトゥクトゥクは違うな、(次のトゥクトゥクへ)そうだこのトゥクトゥクは政府のトゥクトゥクだ。これならそのラッキー仏陀まで40バーツで行ける。これに乗りなさい。」
ここで合点がいきました。タクシーの運転手はこのチームに連絡していたんだと。そして国立博物館の前に座っているおじさんの前に停め、おじさんは国立博物館と反対側の国立劇場の入り口にいるポロシャツ兄さんにパス、この兄さんからトゥクトゥクへパス。本当にうまくできています。
もうわかったこの手口、日本人の旅行者狙いの詐欺、チーム力半端ねえ!
「No Thank You!俺は歩いていくぜ!」と告げ、その場を軽快に立ち去ってやりました。
国立劇場の反対側の国立博物館入り口へ行くともちろん絶賛開催中。高いお金払って詐欺に遭っていただけのことはある。学習能力高し。
国立博物館はじっくり見ると3時間コースでしょうか。タイの国の歴史がよくわかります。それにしても暑い、暑すぎる…。ここを訪れたのが14時。かなり暑い時間帯。そして国立博物館はエアコンなしの扇風機オンリー仕様。見張り役の職員のほとんどがスマホを見ています。中には勉強してる人も多数…。
観光詐欺からすぐに館内に入ってしまったので水を持っておらず、ヘロヘロ状態に…。途中レストハウスがあり、ようやく水とアイスクリームを入手しました。それでなんとか、生き返った感じ!
タイの重要文化財のほとんどが密閉度も低いガラス展示されていました。湿度温度日光による経年変化が心配ですが、反対にやはり日本の技術はすごいと思いました。
安定のレストラン
昨日に引き続き、国立博物館の近所にあるこのレストランへ。美味しいトムヤンクンとタイカレーが食べたくなり、とはいえ屋台の暑さは耐え切れず、適度にエアコンの効いたこのレストランへまた寄りました。
店員さんは昨日のことを覚えていてくれて妙にフレンドリー。カラオケ歌わないのかと聞かれましたが、今日は遠慮します。
国立博物館から歩いて5分くらい。
これが食べたかった、トムヤンクンです。日本で食べるトムヤンクンよりスープは濃厚です。適度に辛くてこれは美味しい。ただし量が二人前で1人では多いです…。
こちらグリーンカレー。注文時に店員さんが不思議そうにしていましたが、それもそのはず、スープ系を2杯も頼んでしました。これまた二人前くらい。ナスのようなものと豆がゴロゴロとしています。(豆はグリーンピースかと思いましたが、皮が固くて食べない方が良い)
タイ米を別途頼みました。ココナッツミルクが効いて、少々辛いですが、美味しいです。
ウォーターを頼んだら、なぜかコーラが運ばれてくるサプライズ(ウォーターとコーラの発音が悪かっただけかと思うが)がありましたが、全部で390バーツ。
今日も夜間外出禁止令が出ているので、繁華街も早く閉まります。最寄り駅まで40分くらいだったので、歩いて移動することに。
それにしても暑い、夕方なのでお昼過ぎよりはマシですが…。途中で喫茶店に立ち寄ります。適当に注文します。何という飲み物かわからず指差し注文…。
外で注文しましたが、店内へ。ここは涼しい。
タイにはいろんな喫茶店があります。日本でも見られるスターバックスもありますが、価格だけでいえば現地の喫茶店がオススメ。50バーツもあればOK。ただし何を頼んでも基本的には激甘です。
恒例の夜の渋滞。
ホテルには20時に到着しました。さすがに1日で27000歩、疲れました。トムヤンクンとタイカレーを食べ過ぎたので、晩ご飯は帰路の途中でアイスを食べて終了。
またまた?充実した3日目が終わりました。